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ノルバスク

  • 医薬品
  • 先発薬
  • 内服薬

ノルバスクは血管を拡張させ血圧を下げる高血圧症治療薬です。高血圧症治療の第一選択薬となっており、効き目と安全性のバランスのとれた治療薬で、持続性にも優れています。また、高齢者の方でも服用できます。
ノルバスク 5mg
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30錠 2,000円
1,800円
1錠あたり
60円
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60錠 4,000円
3,240円
1錠あたり
54円
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ノルバスク 10mg
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ノルバスク 5mg 【ヤマト便】
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ノルバスクについて詳しく見る

商品詳細

ノルバスクとは、1993年から国内での販売がスタートしている高血圧症狭心症治療のための生活習慣病治療薬になります。
カルシウム拮抗薬」と呼ばれるタイプとなり、カルシウムが血管壁の細胞に入ってしまうことを抑えることで、血管を拡げ血圧を低下させます。
同タイプの中ではもっとも効き目が良く、安全性も高いとされていることから、高血圧症の治療の第一選択薬となっています。
年齢を問わず広く服用することができ、特に高血圧症から合併症を起こしやすい高齢者の方にもノルバスクは適しています

ノルバスクの特徴ノルバスクの特徴は、2つあります。

カルシウム拮抗薬の中でも、副作用が少ない
ノルバスクは、効果持続時間が長い

カルシウム拮抗薬の副作用として多いとされるのが、次のような症状です。


ノルバスクはこういった症状を少なく抑えることができることから、高血圧治療薬の第一選択薬として用いられる機会が多いです。

また、高血圧症の方は持続的に血圧を下げることが望まれます。
そのため、効果が持続する時間はとても重要になってきます。
ノルバスクは半減期(薬の効果が半分になるまでの時間)が36時間と非常に長いことから、1日以上にわたって血圧を下げることができます。

他にもノルバスクは、冠動脈(心臓の血管)を拡張させる作用があることから、狭心症治療薬としても用いられるのも特徴の1つになります。

ノルバスクの効果・効能ノルバスクはカルシウム拮抗薬と呼ばれるタイプの薬になります。

カルシウムと聞くと、骨の主要な成分とイメージする方は多いと思います。
確かにカルシウムの99%は、骨や歯などに蓄えられます。
しかし、残りの1%のカルシウムは生命維持には欠かせない働きをしています。

  • 神経の運動を調整する
  • 出血を止める
  • 血管の収縮
など

心臓や血管の収縮には、カルシウムが細胞内に取り込まれることが必要になります。
受容体を通すことで、細胞内にカルシウムが取り込まれるようになり血管が収縮して血圧が高くなります

カルシウム → 受容体 → 細胞に取り込まれる → 血圧が上がる

そこでノルバスクは、カルシウムが取り込まれるのをサポートしている受容体を阻害します。
受容体を阻害することで、カルシウムが取り込まれる経路を遮断し血管を拡張させ、血圧を下げる効果が期待できます。

服用方法・使用方法

ノルバスクの服用方法は、年齢や症状によって異なります。

成人

高血圧症:1日1回2.5~5mgを1回の服用

狭心症:1日1回5mgを1回の服用

高血圧症に用いる場合、効果が不十分であれば1日最大10mgまで増量することができます。
尚、用量は症状に応じて適宜増減します。

高血圧症の小児

1日1回2.5mgを1回の服用

尚、6歳以上から服用が可能となっています。
また、年齢・体重・症状によってその用量は適宜増減し、1日最大用量5mgを超えてはいけないことに注意して下さい。

ノルバスクの注意点めまいに注意
ノルバスクの降圧作用に伴い、めまいなど副作用が現れることがあります。
自動車の運転、高所での作業などの危険を伴う作業は控えるか、十分に注意を払って行うようにして下さい。
ノルバスク服用終了後も注意
ノルバスクは半減期(薬の効果が半分になるまでの時間)が36時間と非常に長いです。
服用を中止してからも緩やかな降圧効果が残るので、他の高血圧症治療薬に切り替えるのであれば、用量や服用間隔には十分注意して下さい。

副作用

ノルバスクは、同じカルシウム拮抗薬に比べ副作用が少ないとされていますが、次のような症状は1%以下の確率で現れます。
  • ほてり
  • めまい
  • ふらつき
  • 頭痛
  • 動悸
その他に確認されている副作用症状は、次のようになります。
肝臓頻度0.1~1%未満ALT(GPT)、AST(GOT)の上昇、肝機能障害、Al-P、LDHの上昇
頻度0.1%未満γ-GTP上昇、黄疸
頻度不明腹水
循環器頻度0.1~1%未満むくみ(浮腫)、ほてり(熱感、顔面潮紅など)、動悸、血圧低下
頻度0.1%未満胸の痛み、期外収縮、洞房または房室ブロック、洞停止、心房細動、失神、頻脈
頻度不明徐脈
精神神経頻度0.1~1%未満めまい、ふらつき、頭痛・頭重
頻度0.1%未満眠気、振戦(ふるえ)、末梢神経障害
頻度不明気分動揺、不眠、錐体外路症状
消化器頻度0.1~1%未満心窩部痛(みぞおちあたりに痛み)、便秘、吐き気・嘔吐
頻度0.1%未満口の渇き、消化不良、下痢・軟便、排便回数増加、口内炎、腹部膨満、胃腸炎
頻度不明膵炎(すいえん)
筋骨格頻度0.1%未満筋緊張亢進、筋痙攣、背痛
頻度不明関節痛、筋肉痛
泌尿器・生殖器頻度0.1~1%未満BUN上昇
頻度0.1%未満クレアチニン上昇、頻尿、夜間頻尿、尿管結石、尿潜血陽性、尿中蛋白陽性
頻度不明ED(勃起不全)、排尿障害
代謝異常頻度0.1%未満血清コレステロール上昇、CK(CPK)上昇、高血糖、糖尿病、尿中ブドウ糖陽性
血液頻度0.1%未満赤血球・ヘモグロビン・白血球の減少、白血球増加、紫斑
頻度不明血小板の減少
過敏症頻度0.1~1%未満発疹
頻度0.1%未満そう痒蕁麻疹(じんましん)光線過敏症
頻度不明多形紅斑血管炎血管浮腫
口腔頻度0.1%未満歯肉肥厚(連用により)
その他頻度0.1~1%未満全身の倦怠感
頻度0.1%未満しびれ、脱力感、耳鳴、鼻出血、味覚異常、疲労、咳、発熱、視力異常、呼吸困難、異常感覚、多汗、血中カリウム減少
頻度不明女性化乳房、脱毛、鼻炎、体重の増加、体重の減少、疼痛(とうつう)、皮膚変色

※赤文字になっている症状が現れた場合には、服用を中止するようにして下さい。
太文字なっている症状は、用量を10mgに増量した際に高頻度で現れる症状になります。

重い副作用症状
劇症肝炎、肝機能障害、黄疸だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が茶褐色
無顆粒球症、白血球減少、血小板減少発熱、ノドの痛み、口内炎、かだらがだるい、皮下出血(血豆・青あざ)や鼻血・歯肉出血など出血傾向
房室ブロック胸が苦しい、脈がとぶ、脈が遅い(50/分以下)、めまい、ふらつき、失神
横紋筋融解症手足のしびれ・痙攣(けいれん)、力が入らない、筋肉痛、歩行困難、赤褐色の尿

注意点

ノルバスクと併用禁忌となっている薬はありません。

ノルバスクを服用できない方妊娠している、あるいは妊娠の可能性がある方
ジヒドロピリジン系の薬に過敏症(アレルギー)の既往歴がある方

ノルバスクとの併用に注意が必要な薬降圧作用がある薬
ノルバスクと同じ降圧作用がある薬と併用すると、相互作用によって作用が強まる恐れがあります。
CYP3A4阻害薬
CYP3A4阻害薬との併用によって、ノルバスクの血中濃度が上昇したことが確認されています。
  • エリスロマイシン
  • ヘルベッサー
  • ノービア
  • イトリゾール(※リンク先はジェネリック)
など
CYP3A4誘導剤
CYP3A4誘導剤との併用によって、ノルバスクの血中濃度が低下する恐れがあります。
  • リファジン
など
グレープフルーツジュース
ノルバスクとグレープフルーツジュースの併用によって、降圧作用が強まる恐れがあります。
脂質異常症(高脂血症)治療薬
ノルバスクとの併用により、血中濃度が77%上昇したとの報告があります。
  • リポバス
免疫抑制剤
ノルバスクとの併用によって、免疫抑制剤の血中濃度が上昇してしまい、腎障害などの副作用が現れる恐れがあります。
  • プログラフ

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