アムリップ(ノルバスク)
- 医薬品
- ジェネリック
- 内服薬
アムリップは高血圧症、狭心症の治療薬であるノルバスクのジェネリック医薬品です。
カルシウム拮抗薬に分類されていますが、その中でも持続時間は長く副作用は少ないとされています。
カルシウム拮抗薬に分類されていますが、その中でも持続時間は長く副作用は少ないとされています。
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- 有効成分
- アムロジピンベシル酸塩
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- メーカー
- シプラ
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- 適応症
アムリップ(ノルバスク) 10mg
内容量 | 販売価格 | 1錠単価 | ポイント | 購入する |
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200錠 | 4,500円 |
1錠あたり 22円 |
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商品詳細
アムリップ(ノルバスク)とは、高血圧症や狭心症の治療に用いられるノルバスクのジェネリック医薬品になります。カルシウム拮抗薬と呼ばれる生活習慣病治療薬となり、カルシウムの血管壁への侵入を抑えることによって、血管を拡げ血圧を下げることができます。
アムリップ(ノルバスク)は年齢を問わず服用することができ、効き目や安全性も高いことから高齢者の方にも向いています。
アムリップ(ノルバスク)の特徴アムリップ(ノルバスク)の特徴は、2つあります。
■カルシウム拮抗薬の中でも、副作用が少ない
■アムリップ(ノルバスク)は、効果持続時間が長い
カルシウム拮抗薬の副作用として多いとされるのが、次のような症状です。
- ほてり
- 頭痛
- 動悸など
アムリップ(ノルバスク)はこういった症状を少なく抑えることができることから、高血圧治療薬の第一選択薬として用いられる機会が多いです。
また、高血圧症の方は持続的に血圧を下げることが望まれます。
そのため、効果が持続する時間はとても重要になってきます。
アムリップ(ノルバスク)は半減期(薬の効果が半分になるまでの時間)が36時間と非常に長いことから、1日以上にわたって血圧を下げることができます。
他にもアムリップ(ノルバスク)は、冠動脈(心臓の血管)を拡張させる作用があることから、狭心症治療薬としても用いられるのも特徴の1つになります。
アムリップ(ノルバスク)の効果・効能アムリップ(ノルバスク)はカルシウム拮抗薬と呼ばれるタイプの薬になります。
カルシウムと聞くと、骨の主要な成分とイメージする方は多いと思います。
確かにカルシウムの99%は、骨や歯などに蓄えられます。
しかし、残りの1%のカルシウムは生命維持には欠かせない働きをしています。
- 神経の運動を調整する
- 出血を止める
- 血管の収縮
など
心臓や血管の収縮には、カルシウムが細胞内に取り込まれることが必要になります。
受容体を通すことで、細胞内にカルシウムが取り込まれるようになり血管が収縮して血圧が高くなります。
カルシウム → 受容体 → 細胞に取り込まれる → 血圧が上がる
そこでアムリップ(ノルバスク)は、カルシウムが取り込まれるのをサポートしている受容体を阻害します。
受容体を阻害することで、カルシウムが取り込まれる経路を遮断し血管を拡張させ、血圧を下げる効果が期待できます。
服用方法・使用方法
アムリップ(ノルバスク)の服用方法は、年齢や症状によって異なります。■成人
高血圧症:1日1回2.5~5mgを1回の服用
狭心症:1日1回5mgを1回の服用
高血圧症に用いる場合、効果が不十分であれば1日最大10mgまで増量することができます。
尚、用量は症状に応じて適宜増減します。
■高血圧症の小児
1日1回2.5mgを1回の服用
尚、6歳以上から服用が可能となっています。
また、年齢・体重・症状によってその用量は適宜増減し、1日最大用量5mgを超えてはいけないことに注意して下さい。
アムリップ(ノルバスク)の注意点■めまいに注意
アムリップ(ノルバスク)の降圧作用に伴い、めまいなど副作用が現れることがあります。
自動車の運転、高所での作業などの危険を伴う作業は控えるか、十分に注意を払って行うようにして下さい。
■アムリップ(ノルバスク)服用終了後も注意
アムリップ(ノルバスク)は半減期(薬の効果が半分になるまでの時間)が36時間と非常に長いです。
服用を中止してからも緩やかな降圧効果が残るので、他の高血圧症治療薬に切り替えるのであれば、用量や服用間隔には十分注意して下さい。
副作用
アムリップ(ノルバスク)は、同じカルシウム拮抗薬に比べ副作用が少ないとされていますが、次のような症状は1%以下の確率で現れます。- ほてり
- めまい
- ふらつき
- 頭痛
- 動悸
肝臓 | 頻度0.1~1%未満 | ALT(GPT)、AST(GOT)の上昇、肝機能障害、Al-P、LDHの上昇 |
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頻度0.1%未満 | γ-GTP上昇、黄疸 | |
頻度不明 | 腹水 |
循環器 | 頻度0.1~1%未満 | むくみ(浮腫)、ほてり(熱感、顔面潮紅など)、動悸、血圧低下 |
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頻度0.1%未満 | 胸の痛み、期外収縮、洞房または房室ブロック、洞停止、心房細動、失神、頻脈 | |
頻度不明 | 徐脈 |
精神神経 | 頻度0.1~1%未満 | めまい、ふらつき、頭痛・頭重 |
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頻度0.1%未満 | 眠気、振戦(ふるえ)、末梢神経障害 | |
頻度不明 | 気分動揺、不眠、錐体外路症状 |
消化器 | 頻度0.1~1%未満 | 心窩部痛(みぞおちあたりに痛み)、便秘、吐き気・嘔吐 |
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頻度0.1%未満 | 口の渇き、消化不良、下痢・軟便、排便回数増加、口内炎、腹部膨満、胃腸炎 | |
頻度不明 | 膵炎(すいえん) |
筋骨格 | 頻度0.1%未満 | 筋緊張亢進、筋痙攣、背痛 |
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頻度不明 | 関節痛、筋肉痛 |
泌尿器・生殖器 | 頻度0.1~1%未満 | BUN上昇 |
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頻度0.1%未満 | クレアチニン上昇、頻尿、夜間頻尿、尿管結石、尿潜血陽性、尿中蛋白陽性 | |
頻度不明 | ED(勃起不全)、排尿障害 |
代謝異常 | 頻度0.1%未満 | 血清コレステロール上昇、CK(CPK)上昇、高血糖、糖尿病、尿中ブドウ糖陽性 |
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血液 | 頻度0.1%未満 | 赤血球・ヘモグロビン・白血球の減少、白血球増加、紫斑 |
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頻度不明 | 血小板の減少 |
過敏症 | 頻度0.1~1%未満 | 発疹 |
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頻度0.1%未満 | そう痒、蕁麻疹(じんましん)、光線過敏症 | |
頻度不明 | 多形紅斑、血管炎、血管浮腫 |
口腔 | 頻度0.1%未満 | 歯肉肥厚(連用により) |
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その他 | 頻度0.1~1%未満 | 全身の倦怠感 |
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頻度0.1%未満 | しびれ、脱力感、耳鳴、鼻出血、味覚異常、疲労、咳、発熱、視力異常、呼吸困難、異常感覚、多汗、血中カリウム減少 | |
頻度不明 | 女性化乳房、脱毛、鼻炎、体重の増加、体重の減少、疼痛(とうつう)、皮膚変色 |
※赤文字になっている症状が現れた場合には、服用を中止するようにして下さい。
※太文字になっている症状は、用量を10mgに増量した際に高頻度で現れる症状になります。
重い副作用症状
劇症肝炎、肝機能障害、黄疸 | だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が茶褐色 |
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無顆粒球症、白血球減少、血小板減少 | 発熱、ノドの痛み、口内炎、かだらがだるい、皮下出血(血豆・青あざ)や鼻血・歯肉出血など出血傾向 |
房室ブロック | 胸が苦しい、脈がとぶ、脈が遅い(50/分以下)、めまい、ふらつき、失神 |
横紋筋融解症 | 手足のしびれ・痙攣(けいれん)、力が入らない、筋肉痛、歩行困難、赤褐色の尿 |
注意点
アムリップ(ノルバスク)と併用禁忌となっている薬はありません。アムリップ(ノルバスク)を服用できない方■妊娠している、あるいは妊娠の可能性がある方
■ジヒドロピリジン系の薬に過敏症(アレルギー)の既往歴がある方
アムリップ(ノルバスク)との併用に注意が必要な薬■降圧作用がある薬
アムリップ(ノルバスク)と同じ降圧作用がある薬と併用すると、相互作用によって作用が強まる恐れがあります。
■CYP3A4阻害薬
CYP3A4阻害薬との併用によって、アムリップ(ノルバスク)の血中濃度が上昇したことが確認されています。
- エリスロマイシン
- ヘルベッサー
- ノービア
- イトリゾール(※リンク先はジェネリック)
■CYP3A4誘導剤
CYP3A4誘導剤との併用によって、アムリップ(ノルバスク)の血中濃度が低下する恐れがあります。
- リファジン
■グレープフルーツジュース
アムリップ(ノルバスク)とグレープフルーツジュースの併用によって、降圧作用が強まる恐れがあります。
■脂質異常症(高脂血症)治療薬
アムリップ(ノルバスク)との併用により、血中濃度が77%上昇したとの報告があります。
- リポバス
アムリップ(ノルバスク)との併用によって、免疫抑制剤の血中濃度が上昇してしまい、腎障害などの副作用が現れる恐れがあります。
- プログラフ