リレスタット点眼液(アレジオン)
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リレスタット点眼液は、目の充血やかゆみを鎮める効果を持つ抗アレルギー点眼剤です。アレジオン点眼薬と同じ主成分で、即効性があります。また、コンタクトを付けたままでも使うことができるのも特徴です。
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- 有効成分
- エピナスチン塩酸塩
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- メーカー
- アラガン
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リレスタット点眼液(アレジオン)について詳しく見る
商品詳細
リレスタッオン)とは、花粉症(アレルギー性結膜炎)の目薬になります。眼のかゆみや充血、涙目、目やになどの症状を改善してくれます。
強力な作用はありませんが即効性があり、副作用もほとんどないことから長期的な使用にも向いているアレルギー治療薬になっています。
リレスタット点眼液(アレジオン)の特徴リレスタット点眼液(アレジオン)の特徴は、次のようになります。
■コンタクトを付けたままでも点眼ができる
通常目薬を使用する際は、コンタクトレンズを外して行うのが一般的です。
これは多くの点眼薬に使われている"防腐剤(ベンザルコニウム)"がコンタクトに吸着し、目に悪影響を及ぼすことがあったからです。
しかしリレスタット点眼液(アレジオン)は防腐剤を他の成分(ホウ酸およびリン酸水素ナトリウム水和物)に変更することで、コンタクトを付けたままでも点眼することができます。
リレスタット点眼液(アレジオン)の効果・効能目のかゆみなどの花粉症の症状は、からだが花粉を敵として認識することで外に追い出そうとする防御反応になります。
花粉が侵入した時にまず反応するのが、"マクロファージ"です。
マクロファージは白血球の一種で、警察官のような役割があります。
侵入した花粉を見つけるそれを食べ(取締る)、他の細胞に次々に情報を送ります。
マクロファージ → T細胞 → B細胞
B細胞が情報を受取ると、今度また花粉が侵入してきた時のために撃退する爆弾をつくります。
この爆弾がIgEと呼ばれるものです。
そしてIgEは、次の機会のために肥満細胞に保管されます。
再び花粉が侵入するとIgEが爆発し、花粉に結びつきます。
爆発をきっかけにヒスタミンなどのケミカルメディエーター(化学物質)が放出され、目にかゆみなどアレルギー反応を起こします。
リレスタット点眼液(アレジオン)には、ヒスタミンが受容体にくっつくのをブロックするはたらきがあります。
肥満細胞(IgEの爆発) → ヒスタミンなど放出 → H1受容体 → アレルギー反応
H1受容体のはたらきを成分エピナスチンが阻害することでヒスタミンが受容体にくっつくことを抑え、アレルギー症状を抑える効果が期待できます。
また、リレスタット点眼液(アレジオン)には「ケミカルメディエーター遊離抑制作用」があります。
簡単にいえば、爆弾(IgE)の爆発を防ぐ作用です。
爆発を抑えることでヒスタミンなどの放出を抑えることができ、花粉の季節に入る前から使用することで予防の効果も期待することができます。
服用方法・使用方法
リレスタット点眼液(アレジオン)の使用方法は、次のようになります。1回1滴、1日4回(朝・昼・夕方・就寝前)点眼する
リレスタット点眼液(アレジオン)の注意点■効果がない場合
リレスタット点眼液(アレジオン)を使用しても効果が認められない場合、漫然と長期的に使用しないようにしてください。
副作用
リレスタット点眼液(アレジオン)の副作用は、次のようになります。| 眼 | 頻度0.1～5%未満 | 刺激感、異物感、羞明 |
|---|---|---|
| 頻度不明 | 眼瞼炎、眼痛、流涙、点状角膜炎、そう痒感、結膜の充血、眼脂 |
注意点
リレスタット点眼液(アレジオン)の併用禁忌薬は、特にありません。リレスタット点眼液(アレジオン)を使用できない方■リレスタット点眼液(アレジオン)の成分エピナスチンに対し過敏症(アレルギー)の既往歴がある方
