シプラー LA(インデラル)

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シプラー LAはインデラルジェネリック。インデラルより安価に購入できます。片頭痛やあがり症、高血圧症などに効果がある治療薬です。片頭痛の発作を抑制してくれるため予防薬として用いることができます。

有効成分

プロプラノロール塩酸塩
メーカー

シプラ
適応症

シプラー LA(インデラル) 40mg

内容量	販売価格	1錠単価	ポイント	購入する
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シプラー LA(インデラル)について詳しく見る

商品詳細
服用方法
副作用
注意点
レビュー・口コミ

商品詳細

シプラー LA(インデラル)とは、不整脈や狭心症などの循環器系の病気や生活習慣病である高血圧症などを治療することができるβ遮断薬であるインデラルのジェネリック医薬品になります。
またシプラー LA(インデラル)の成分プロプラノロール塩酸塩は、2013年に国内で「偏頭痛発作の発症抑制」の効能を認めたので、偏頭痛の予防薬として服用することもできます。
先発薬のインデラルは1960年代から存在する生活習慣病治療薬になり、安全性はもちろん幅広い病気に活用することができます。
同じ成分が含まれるシプラー LA(インデラル)にも同様の効果を期待することができます。

シプラー LA(インデラル)の特徴■海外の臨床試験データからは、寿命を延ばすことが証明されている
■成分のプロプラノロールは吸収率も良く切れも良いことので、からだの中に長く残らない
■β遮断薬の中では唯一、小児の不整脈への効果が認められている

高血圧な状態が続いてしまうことは、からだにとって決して良いことではありません。
シプラー LA(インデラル)を服用し、適切な血圧をコントールすることによって命の危険もある脳梗塞や心筋梗塞などを防ぎ、寿命を延ばすことができます。
また国内では、シプラー LA(インデラル)は偏頭痛の予防薬としては使われていませんでしたが、2013年から特例で「偏頭痛発作の発症抑制」として適応症に追加されています。
他にも保険適用外とはなりますが、「振戦(手や足のふるえ)」や「アカシジア(ソワソワ、じっとできない)」などの治療に応用して用いられることもあります。

シプラー LA(インデラル)の効果・効能走ったり、階段を何段も上ったりすれば、心臓の拍動数は自然と多くなります。
つまり拍動数が多くなった分だけ、より多くの血液が心臓から血管へと送られていくようになります。
血管の血液量が増加してしまうと血管内の圧力は高まるので当然、血圧も上昇していきます。

心臓の拍動数が早くなる　…　高血圧症や不整脈
心臓にうまく血液を送れなくなる　…　狭心症

こういった病気に関わるのが「β受容体」と呼ばれる受容体になります。
β受容体には、2つあります。
1つは心臓にある「β1受容体」、もう1つが気管支や血管にある「β2受容体」です。
β1受容体には「心臓の収縮力を強める」、そしてβ2受容体は「気管支や血管などを拡張する」などのはたらきがあります。
シプラー LA(インデラル)はβ遮断薬と呼ばれる高血圧治療薬となり、β受容体をのはたらきを阻害する作用があります。
β1受容体のはたらきを阻害することで心臓の拍動数を抑えることができます。
血管にかかる圧力が抑えられることで血圧を下げ高血圧症の治療に効果を発揮し、拍動数がゆっくりになることで不整脈や狭心症に効果を発揮してくれます。
またβ2受容体のはたらきを阻害することで、脳内の血管の拡張を抑えることができ偏頭痛の予防効果も期待できます。
β遮断薬であるシプラー LA(インデラル)は、高血圧症、不整脈、狭心症、偏頭痛などさまざまな病気に効果がある薬となります。

服用方法・使用方法

シプラー LA(インデラル)の服用方法は、症状ごとに異なります。

■高血圧症

1日30～60mgを開始し、効果が不十分な場合には120mgまで漸増し、1日に3回の服用

尚、年齢や症状などによっても用量は適宜増減します。

■偏頭痛の再発抑制

1日20～30mgから服用を開始し、効果が不十分な場合には60mgまで漸増し、1日2～3回の服用

シプラー LA(インデラル)の注意点■長期服用の際は定期的な検査を受ける
シプラー LA(インデラル)の服用を長期的に行う場合、徐脈や低血圧に注意しなければなりません。
脈拍や血圧、心電図、X線などの心機能検査を定期的に受けるようにして下さい。
■偏頭痛のために服用する場合
シプラー LA(インデラル)は現れてしまった偏頭痛の発作を和らげる薬ではありません。
偏頭痛の発作が起きた場合には、必要に応じて他の頭痛薬を服用するようにして下さい。
ちなみに偏頭痛薬のマクサルト（※リンク先はジェネリック）は併用禁忌薬となるので、絶対に併用しないようにして下さい。
また、頭痛の発作が消失したり軽減され日常生活に支障がでなくなった場合には、服用は中止するようにして下さい。
■危険な作業は控える
シプラー LA(インデラル)の副作用によって、「めまい」や「ふらつき」が現れることがあります。
自動車の運転や危険を伴う作業は控えるか、十分に注意して行うようにして下さい。

副作用

シプラー LA(インデラル)の飲み始めに「からだのだるさ」や「めまい」を感じることがあります。
軽ければ問題ありませんが、ひどくなるようであれば医師に相談するようにして下さい。
その他の副作用症状は、次のとおりになります。

過敏症	頻度0.1～5%未満	発疹など

循環器	頻度0.1～5%未満	低血圧
循環器	頻度0.1%未満	胸内苦悶、労作時息切れ、胸部不快・不安感

精神神経	頻度0.1～5%未満	頭痛、めまい、ふらふら感、眠気、不眠、幻覚、抑うつ、悪夢、錯乱、しびれなど
精神神経	頻度0.1%未満	気分の変化、精神変調

眼	頻度0.1%未満	視力異常、霧視、涙液分泌減少

消化器	頻度0.1～5%未満	口渇、悪心、嘔吐、食欲不振、上腹部不快感、腹部痙攣、便秘、下痢など

肝臓	頻度0.1%未満	肝機能異常(AST(GOT)、ALT(GPT)、Al-Pの上昇など)

その他	頻度0.1～5%未満	脱力感、疲労感、筋肉痛、可逆的脱毛
その他	頻度0.1%未満	LDH上昇、血中尿素上昇、血糖値低下、乾癬様皮疹、乾癬悪化、抗核抗体陽性化、重症筋無力様症状、重症筋無力症悪化

※赤文字の症状が現れた場合、シプラー LA(インデラル)の服用を中止するようにして下さい。

重い副作用症状

心不全、心ブロック、高度な徐脈	息苦しい、胸が苦しい、動悸、疲れやすい、むくみ（浮腫）、急な体重増加、脈が飛ぶ、脈が１分間５０以下、めまい、気が遠くなる、失神
喘息の発作誘発	咳き込む、ゼーゼー・ヒューヒュー息をする、息苦しい
無顆粒球症、血小板減少症、紫斑病	発熱、喉の痛み、口内炎、だるい、皮下出血（血豆・青あざ）や鼻血・歯肉出血など出血傾向

注意点

シプラー LA(インデラル)の併用禁忌薬は、次のようになります。

併用禁止■マクサルト
シプラー LA(インデラル)とマクサルトを併用してしまうと、作用を増強する恐れがあります。
シプラー LA(インデラル)の服用中、あるいは服用中止から24時間以内はマクサルトの服用を控えるようにして下さい。

シプラー LA(インデラル)を服用できない方■シプラー LA(インデラル)成分プロプラノロールに過敏症(アレルギー)の既往歴がある方
■気管支喘息、気管支痙攣の恐れがある患者さん
■糖尿病性ケトアシドーシス、代謝性アシドーシスがある患者さん
■高度または症状を呈する徐脈、房室ブロック(Ⅱ・Ⅲ度)、洞房ブロック、洞不全症候群のある患者さん
■心原性ショックの患者さん
■肺高血圧症によって、右心不全がある患者さん
■うっ血性心不全がある患者さん
■低血圧症の患者さん
■長期間にわたって絶食状態の患者さん
■重い末梢循環生涯がある患者さん
■治療していない褐色細胞腫の患者さん
■異型狭心症の患者さん
■マクサルトを服用中の方

シプラー LA(インデラル)の併用に注意が必要な薬■交感神経のはたらきを抑制する作用がある薬
シプラー LA(インデラル)との併用によって交感神経のはたらきが過剰に抑制されてしまい、徐脈や心不全を起こすことがあります。

アポプロン
β遮断薬

■血糖降下剤
シプラー LA(インデラル)と血糖降下剤の併用によって、血糖値を下げる作用を強めてしまう恐れがあります。
併用する場合、血糖値には十分注意して下さい。

インスリン
ヘキストラスチノン
ジメリン

など
■カルシウム拮抗薬
シプラー LA(インデラル)とカルシウム拮抗薬を併用すると、手血圧・徐脈・房室ブロックなどの症状が現れる恐れがあります。
減量するなどして慎重に服用を行うようにして下さい。

ワソラン
ヘルベッサー
アダラート

など
■クロニジン
クロニジンの服用中止後に起こる血圧上昇や頭痛、吐き気などのリバウンド現象を強める恐れがあります。
■クラスⅠ抗不整脈薬
シプラー LA(インデラル)とも併用によって、徐脈や心停止などの症状が現れる恐れがあります。
減量するなどして慎重に服用するようにして下さい。

リスモダン
アミサリン
アジマリン

など
■交感神経刺激薬
併用することによって、相互に薬の作用を弱めてしまいます。
また、血管収縮や血圧上昇が起こることがあるので注意して下さい。

アドレナリン

など
■麻酔薬
シプラー LA(インデラル)との併用によって、低血圧のリスクが高まることがあります。

セボフルラン

など
■リドカイン
リドカインの代謝を遅らせてしまい、血中濃度を上昇することがあるので併用は出来る限り控えるようにして下さい。
■ジキタリス製剤
シプラー LA(インデラル)との併用によって、徐脈や房室ブロックなどが現れる恐れがあります。
■タガメット
シプラー LA(インデラル)の血中濃度が上昇し、作用が強まる恐れがあるので注意して下さい。
■コントミン
シプラー LA(インデラル)とコントミン（※リンク先はジェネリック）の作用が相互に強まる恐れがあります。
■アプレゾリン
シプラー LA(インデラル)の血中濃度が上昇し、作用が強まる恐れがあるので注意して下さい。
■麦角アルカロイド
下肢の疼痛、冷感、チアノーゼなどが現れる恐れがあるので注意して下さい。

エルゴタミン

など
■非ステロイド性抗炎症剤
シプラー LA(インデラル)の降圧作用が弱まる恐れがあります。

インドメタシン

など
■アルコール
シプラー LA(インデラル)とアルコールの併用によって、作用が強まったり弱まったりする可能性があるので注意して下さい。
■リファジン
シプラー LA(インデラル)の血中濃度が低下し、作用が弱まる恐れがあります。
■キニジン、プロノン
シプラー LA(インデラル)の血中濃度が上昇し、作用が強まる恐れがあります。
■ワーファリン
ワーファリンの血中濃度が上昇し、作用が強まる恐れがあります。
■ジレニア
ジレニアの服用開始後にシプラー LA(インデラル)を服用すると、重い徐脈や心ブロックが認められることがあります。