エナプリル(レニベース)
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エナプリルはレニベースのジェネリック。レニベース1錠あたりの約1/2の価格で購入できます。効き目と安全性が高いことから高血圧治療薬の第一選択薬で、降圧作用と臓器保護作用を持ち、糖尿病の改善もできます。
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- 有効成分
- エナラプリルマレイン酸塩
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- メーカー
- インタスファーマ
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- 適応症
エナプリル(レニベース) 2.5mg
内容量 | 販売価格 | 1錠単価 | ポイント | 購入する |
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商品詳細
エナプリル(レニベース)とは、1986年より発売されている降圧剤になります。降圧剤は血圧を下げる薬で、主に高血圧の治療に用いられます。
ACE阻害薬と呼ばれる系統になり、効き目も良く、安全性も高いことから高血圧治療薬の第一選択薬になってきています。
エナプリル(レニベース)の特徴
エナプリル(レニベース)の特徴は、次のようになります。
■血圧の下げる効果は中程度
■臓器を保護する作用がある
■糖尿病にも良い
単に血圧を下げるという点だけで言えば、エナプリル(レニベース)よりも降圧作用が強いカルシウム拮抗薬などがあります。
しかしエナプリル(レニベース)には、血圧を下げる以外にも作用があります。
その1つに"臓器保護作用"があります。
エナプリル(レニベース)は心臓や腎臓といった臓器を守るはたらきがあります。
血圧が高ければ、心臓や腎臓などに負担がかかりダメージを受けるようになります。
なので臓器保護作用により、高血圧による各臓器への負担を軽減することができます。
また、エナプリル(レニベース)にはインスリンの効きを強めるはたらきがあることが報告されています。
インスリンには血糖値を下げる作用があることから、糖尿病の改善も期待できるとされます。
エナプリル(レニベース)の効果・効能
高血圧の治療で重要となるのが、"レニン-アンジオテンシン系"と呼ばれる経路です。
アンジオテンシンノーゲン → アンジオテンシンⅠ → アンジオテンシンⅡ → アンジオテンシンⅡ受容体
肝臓でつくられるアンジオテンシンノーゲンは、腎臓でつくられる"レニン"という酵素によりアンジオテンシンⅠに変化させられます。
さらにアンジオテンシンⅠは"ACE(アンジオテンシン変換酵素)"により、アンジオテンシンⅡという物質へと変化します。
このアンジオテンシンⅡが血圧を上げることに関わる物質で、これが受容体に結びつくと次の3つのことを促します。
- アルドステロンの分泌
- 血管の収縮
- 水・ナトリウムの再吸収
アルドステロンは血圧を上げるホルモンです。
また血管が収縮してしまうと、血管への抵抗が高まります。
さらに水やナトリウムが再吸収されていくことで、全体の血液量が増えることにつながります。
これら3つの作用により、血圧は上昇します。
エナプリル(レニベース)は、ACE阻害薬と呼ばれる薬です。
血圧を上げる原因となる物質をつくりだすACE(アンジオテンシン変換酵素)を阻害する作用があります。
ACEを阻害すれば、アンジオテンシンⅡがつくられるのを抑えることができます。
その結果、血圧を下げることができます。
服用方法・使用方法
エナプリル(レニベース)の服用方法は、次のようになります。5~10mgを1日1回の服用
なお、年齢や症状により用量は適宜増減します。
ただし、腎性・腎血管性高血圧症または悪性高血圧の患者さんは2.5mgから服用をはじめるのが望ましいとされます。
エナプリル(レニベース)の注意点
■両側性腎動脈狭窄または片腎で腎動脈狭窄がある患者さん
腎血流量が減少することや、糸球体ろ過圧の低下などにより急速に腎機能を悪化させることがあります。
医師により治療上やむを得ないと判断された場合を除き、使用は控えるようにしてください。
■高カリウム血症の患者さん
高カリウム血症を悪化させる恐れがあります。
医師により治療上やむを得ないと判断された場合を除き、使用は控えるようにしてください。
また腎機能障害、コントロールができていない糖尿病などにより血清カリウム値が高くなりやすい患者さんは高カリウム血症が現れやすくなる恐れがあります。
服用中は血清カリウム値に注意するようにしてください。
■ラジレスとの併用
系統の異なる高血圧治療薬ラジレスと併用する場合、腎機能障害や高カリウム血症および低血圧を起こす恐れがあります。
医師の判断にもとづき、慎重に併用するようにしてください。
■高血圧の場合
次に該当する方は特に、慎重な服用が必要となります。
はじめての服用で、一過性の急激な血圧の低下を起こす恐れがあります。
- 重症の高血圧
- 血液透析中
- 利尿剤を服用中(特に最近服用を開始した方)
- 厳重な減塩療法中
副作用
エナプリル(レニベース)の副作用は、次の通りになります。腎臓 | 頻度0.1~5% | BUN上昇、クレアチニン上昇 |
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血液 | 頻度0.1~5%未満 | ヘモグロビンの低下、ヘマトクリットの低下、貧血 |
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頻度0.1%未満 | 白血球の減少、好酸球の増加 |
皮膚 | 頻度0.1~5%未満 | 発疹 |
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頻度0.1%未満 | そう痒、蕁麻疹 | |
頻度不明 | 光線過敏症、多汗、脱毛 |
精神神経 | 頻度0.1~5%未満 | めまい |
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頻度0.1%未満 | 頭痛、眠気、イライラ、不眠 | |
頻度不明 | 抑うつ |
循環器 | 頻度0.1~5%未満 | 低血圧 |
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頻度0.1%未満 | 動悸、起立性低血圧、胸痛、調律障害(頻脈・徐脈) |
消化器 | 頻度0.1~5%未満 | 腹痛 |
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頻度0.1%未満 | 食欲不振、吐き気、嘔吐、下痢、消化不良、口内炎 | |
頻度不明 | 舌炎、便秘 |
肝臓 | 頻度0.1~5%未満 | 肝機能数値の異常(AST(GOT)・ALT(GPT)の上昇) |
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頻度0.1%未満 | 黄疸 |
呼吸器 | 頻度0.1~5%未満 | 咳嗽、咽頭炎 |
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頻度0.1%未満 | 喘息、嗄声 |
その他 | 頻度0.1~5%未満 | 倦怠感 |
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頻度0.1%未満 | ほてり、発熱、潮紅、ノドの渇き、味覚異常、疲労、脱力感、しびれ、ED(勃起不全)、血清ナトリウム値の低下 | |
頻度不明 | 耳鳴り、筋肉痛、低血糖 |
重い副作用症状
血管浮腫 | 呼吸困難、顔、舌、ノドなどが腫れるなど |
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ショック | めまい、立ちくらみ、気分が不快、意識の混濁など |
心筋梗塞、狭心症 | 胸が全体的に締め付けられるような痛み、胸が詰まる・違和感など |
急性腎不全 | 尿の量が少ない・でない、むくみ |
重い血液成分の異常(汎血球減少症、無顆粒球症、血小板減少) | 発熱、ノドの痛み、口内炎、からだがだるい、皮下出血(血豆や青アザ)、鼻血、歯肉からの出血など |
膵炎 | 吐き気や嘔吐、上腹部~背中にかけての激しい痛み |
間質性肺炎 | 空咳、息切れ、発熱など |
中毒性表皮壊死症、皮膚粘膜眼症候群 | 発疹、発赤、水ぶくれ、膿(うみ)、皮がむける、皮膚の熱感や痛み、かゆみ、唇や口内のただれ、ノドの痛み、目の充血、発熱、全身の倦怠感 |
錯乱 | 正常な思考ができない、意識が乱れる・朦朧とする、幻覚(見えないものが見える)や妄想(思い込み)など |
肝機能障害、肝不全 | からだがだるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、白目や皮膚が黄色くなる、尿の色が茶褐色 |
高カリウム血症 | からだがだるい、息切れ、脈の乱れ、手や足のしびれ、不安感、取り乱す、痙攣 |
抗利尿剤ホルモン不適合分泌症候群 | からだがだるい、ノドの渇き、頭痛、吐き気、痙攣、意識が朦朧とする、気を失う |
注意点
エナプリル(レニベース)の併用禁忌薬は、次のようになります。併用禁止
■アフェレーシス療法
デキストラン硫酸固定化セルロース、トリプトファン固定化ポリビニルアルコールまたはポリエチレンテレフタレートを用いた吸着器によるアフェレーシス療法により、ショック症状を起こすことがあります。
- リポソーバ
- イムソーバTR
- セルソーバ
■アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜を用いた透析
アナフィラキシーが現れることがあるので、エナプリル(レニベース)との併用はできません。
エナプリル(レニベース)を服用できない方
■エナプリル(レニベース)に対し過敏症(アレルギー)の既往歴がある方
■血管浮腫の既往歴がある方
■アフェレーシス療法を受けている患者さん
■アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜を用いた血液透析を受けている患者さん
■妊娠または妊娠の可能性がある女性
■ラジレスを服用中の糖尿病患者さん
エナプリル(レニベース)との併用に注意が必要な薬
■カリウム保持性利尿剤、カリウム補給剤
併用により血清カリウムの値が上昇することがあります。
- アルダクトンA
- トリテレン
- 塩化カリウム
併用により、腎機能障害や高カリウム血症および低血圧を起こす恐れがあります。
なお、腎機能障害(eGFR:60mL/min/1.73㎡未満)がある患者さんは、ラジレストとの併用は治療上やむを得ないと判断される場合を除き避けるようにしてください。
■アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬
併用により腎機能障害、高カリウム血症および低血圧を起こす恐れがあります。
併用の際は腎機能、血清カリウムの値および血圧を十分に観察するようにしてください。
■利尿剤
エナプリル(レニベース)をはじめて服用した後の併用で、一過性の急激な血圧低下を起こすことがあります。
■リチウム
併用によりリチウム中毒が報告されています。
併用には十分注意してください。
- リーマス
併用により血圧を下げる作用強まる可能性があります。
- イスメリン
併用により血圧を下げる作用が強まる可能性があります。
■非ステロイド性消炎鎮痛剤
併用により血圧を下げる作用が弱まることや腎機能が悪化している患者さんは、さらに腎機能が悪化することがあります。
など
■リファンピシン
併用により血圧を下げる作用が弱まることがあります。
■カリジゲナーゼ製剤
併用により過度な血圧低下が起こる可能性があります。