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ドルゾックスT点眼液(コソプト)

  • 医薬品
  • ジェネリック
  • 外用薬

ドルゾックスT点眼液はコソプトのジェネリック。コソプトより安価に購入できます。目の眼圧を下げる緑内障治療薬ですが、第一選択薬ではないため、一つの緑内障治療薬では効果が不十分だった方が対象になります。
ドルゾックスT点眼液(コソプト) 5ml
内容量 販売価格 1錠単価 ポイント 購入する
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ドルゾックスT点眼液(コソプト)について詳しく見る

商品詳細

ドルゾックスT点眼液(コソプト)とは、緑内障治療薬になります。
目の眼圧を下げてくれる目薬になり、視神経を守り、視野や視力を長期的に維持することができます。
緑内障の治療の第一選択薬ではありませんので、次のような方が対象となります。

  • 1つの緑内障治療薬では効果が不十分な場合
  • すでに2つ以上の緑内障治療薬を使っている場合

あくまでも緑内障の原因そのものを治療する薬ではないので、眼圧をコントロールするためには根気強く使用することが必要となります。

ドルゾックスT点眼液(コソプト)の特徴
ドルゾックスT点眼液(コソプト)の特徴は、次のようになります。

■2つの作用が異なる成分が含まれている

ドルゾックスT点眼液(コソプト)には、異なる作用がある2種類の緑内障治療薬成分が含まれています。

  • 成分ドルゾラミド ・・・ トルソプト
  • 成分チモロール  ・・・ チモプトール

2つの成文が含まれているのは、1つの目薬では眼圧を下げる効果が不十分なことがあるからです。
また別々に目薬を併用するとなると「1つ目の目薬を使用してから5分の間隔を空ける」など、薬の使用が煩雑になることもあります。
なので、あらかじめ2種類の成分を1つの目薬に配合した薬として登場したのが、ドルゾックスT点眼液(コソプト)になります。

ちなみに、目薬を別々に使用した場合と、ドルゾックスT点眼液(コソプト)を使用した場合でも眼圧を下げる効果に違いはありません。

ドルゾックスT点眼液(コソプト)の効果・効能
緑内障によって視野が狭くなってしまうのは、モノを見るためにはたらく視神経を損傷してしまうためです。
視神経を損傷させてしまっている原因の1つに、眼圧が高い状態があげられます。
なので、緑内障の治療には眼圧を下げるという方法がとられます。

眼圧に影響しているのが"眼房水"と呼ばれる眼球を満たしている水です。
眼房水を少なくすることができれば、眼圧を下げることができます。

ドルゾックスT点眼液(コソプト)は、眼圧を下げる2種類の成分が含まれています。

■成分ドルゾラミドの効果・効能
成分ドルゾラミドには、眼房水がつくられるのを抑える作用があります。
新しく眼房水がつくられるのを防ぐことで、眼圧が高くなってしまうのを抑えることができます。

眼房水は、次のようにしてつくられます。

炭酸脱水酵素 + CO2(二酸化炭素) + H2O = HCO3-(重炭素イオン)

HCO3-が、眼房水をつくるのに関係しています。

成分ドルゾラミドは、炭酸脱水酵素のはたらきを邪魔することによりHCO3-がつくられるのを防ぎ、眼圧を下げることができます。

■成分チモロールの効果・効能
成分チモロールの詳しい作用はわかっていません。
チモプトールという薬の成分になっており、高血圧や狭心症の治療薬として用いられるβ遮断薬になります。
β遮断薬には眼房水をつくるのを抑える効果がわかっており、強力に眼圧を下げることができます。

服用方法・使用方法

ドルゾックスT点眼液(コソプト)の使用方法は、次のようになります。

1回1滴、1日2回の点眼

ドルゾックスT点眼液(コソプト)の注意点
■副作用に注意
2種類の成分が含まれていることから、双方の副作用が現れることがあります。
■重い副作用に注意
点眼した後、全身に吸収されることがあります。
β遮断薬やスルホンアミド系の薬と同様の副作用が現れることがあるので注意が必要です。
特に重い副作用である過敏症が現れた場合、使用は中止し医師に相談するようにしてください。
■薬の切り替え
縮瞳剤からチモロールに切り替えた場合、縮瞳作用がなくなることで屈折調整を必要とすることがあります。
切り替えの際は、注意するようにしてください。
■急性閉塞隅角緑内障
急性閉塞隅角緑内障の方がドルゾックスT点眼液(コソプト)を用いる場合、薬の使用以外にも医師と手術なども考慮するようにしてください。

副作用

ドルゾックスT点眼液(コソプト)の副作用は、次のとおりになります。
頻度5%以上目の刺激症状(灼熱感・しみる・異物感・流涙・疼痛・そう痒感など)
頻度1~5%未満角膜炎、結膜の充血、点眼直後の目のかすみ
頻度不明角膜知覚の低下、複視、霧視、視力の低下などの視力障害、角膜びらん、角膜上皮障害などの角膜障害、眼瞼炎(アレルギー性眼瞼炎を含む)、眼の乾燥感、眼痛、眼瞼下垂、眼脂、羞明、結膜浮腫、眼瞼発赤、眼瞼浮腫、白色の結膜下沈着物、結膜炎(アレルギー性結膜炎を含む)、べとつき感
無水晶体眼や眼底に病変がある患者さんの長期使用眼底黄斑部に浮腫、混濁(定期的に視力検査や眼底検査を十分に行うこと)
循環器頻度不明失神、むくみ(浮腫)、レイノー減少、四肢冷感、動悸、徐脈などの不整脈、低血圧
精神神経頻度1~5%未満頭痛
頻度不明抑うつ、重症筋無力症の悪化、悪夢、感覚異常、浮動性めまい、不眠
消化器頻度不明下痢、消化不良、悪心、ノドの渇き、腹痛
その他頻度不明脱力感、耳鳴、不快、胸の圧迫感、発疹、倦怠感、咳、苦味、四肢のしびれ、筋肉痛、味覚異常


重い副作用症状
眼類天疱瘡結膜充血、角膜上皮障害、乾性角結膜炎、結膜萎縮、睫毛内反、眼瞼眼球癒着など
気管支痙攣、呼吸困難、呼吸不全息苦しい、起床時の頭痛・頭重感
心ブロック、うっ血性心不全、脳虚血、心停止、脳血管障害高度な徐脈、息苦しい、胸が苦しい、動悸、疲れやすい、むくみ、急な体重の増加、脈が飛ぶ、脈が1分間50以下、めまい、気が遠くなる、失神
全身性エリテマトーデス発熱、全身の倦怠感、体重の減少、食欲減退など
皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死融解症発疹、発赤、水ぶくれ、膿(うみ)、皮がむける、皮膚の熱感や痛み、かゆみ、唇や口内のただれ、ノドの痛み、目の充血、発熱、全身のけん怠感

注意点

ドルゾックスT点眼液(コソプト)の併用禁忌薬は、特にありません。

ドルゾックスT点眼液(コソプト)を使用できない方
■気管支喘息またはその既往歴がある方、気管支痙攣、重い慢性閉塞性肺疾患のある方
■コントロールが不十分な心不全、洞性徐脈、房室ブロック(Ⅱ・Ⅲ度)、心原性ショックがある方
■ドルゾックスT点眼液(コソプト)の成分に過敏症(アレルギー)の既往歴がある方
■重い腎障害がある患者さん

ドルゾックスT点眼液(コソプト)との併用に注意が必要な薬
■アドレナリン、ピバレフリン
散瞳作用が助長されたとの報告があります。
■カテコールアミン枯渇剤
交感神経を過剰に抑制してしまうことがあり、低血圧や徐脈が生じ、失神や起立性低血圧を起こすことがあります。
  • アポプロン
など
■β遮断薬
眼圧を下げる作用や、β遮断薬の全身的な作用が強まることがあります。
など
■カルシウム拮抗剤
房室伝導障害や左室不全、低血圧などを起こす恐れがあります。
  • ワソラン
  • ヘルベッサー
など
■ジギタリス製剤
徐脈や房室ブロックなどが現れる恐れがあります。
  • ジゴシン
  • ジギトキシン
など
■CYP2D6阻害作用がある薬
心拍数の減少や徐脈の増強が報告されています。
など
■炭酸脱水酵素阻害剤
併用することが相加的な作用を示す可能性があります。
■アスピリン(大量)
大量のアスピリンと併用すると、双方またはどちらか一方の副作用が強まる可能性があります。

ドルゾックスT点眼液(コソプト)のレビュー・口コミ

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