アルファガンP点眼液(アイファガン)
- 医薬品
- ジェネリック
- 外用薬
アルファガンP点眼液は比較的新しい緑内障治療薬です。緑内障治療の第一選択薬であるルミガンと併用可能で、眼圧の上昇を抑え、視神経を保護してくれます。また、目薬によく使用される防腐剤が使用されていません。
-
- 有効成分
- ブリモニジン酒石酸塩
-
- メーカー
- アラガン
-
- 適応症
アルファガンP点眼液(アイファガン) 5ml
内容量 | 販売価格 | 1錠単価 | ポイント | 購入する |
---|---|---|---|---|
1本 | 3,150円 |
1本あたり 3,150円 |
94pt獲得 | 売り切れ |
2本 | 5,670円 |
1本あたり 2,835円 |
170pt獲得 | 売り切れ |
6本 | 15,120円 |
1本あたり 2,520円 |
453pt獲得 | 売り切れ |
よく一緒に購入される商品はこちら
アルファガンP点眼液(アイファガン)について詳しく見る
商品詳細
アルファガンP点眼液(アイファガン)とは、目の病気である緑内障の治療薬です。国内では2012年より発売がスタートしています。
アルファガンP点眼液(アイファガン)には緑内障の原因である眼圧の上昇を抑える以外にも、視神経を保護してくれる作用もあるとされます。
この作用によって、緑内障によって視野が狭まるのを遅らせる効果が期待できます。
また、緑内障治療薬の第一選択となる"ルミガン"などのプロスタグランジン製剤と併用することも可能となっています。
アルファガンP点眼液(アイファガン)の特徴
アルファガンP点眼液(アイファガン)の特徴は、次のようになります。
■点眼薬に一般的に使われていた防腐剤が使用されていない
すべての目薬の80%ほどは、防腐剤としてベンザルコニウムというものが添加されています。
短期間で低濃度であれば、害はありません。
しかし、長期間何度も使用していると角膜にキズが入ってしまうことがあります。
特に緑内障の目薬は長期間の使用が必要です。
また、1種類だけでなく、数種類併用することも珍しいことではありません。
アルファガンP点眼液(アイファガン)の防腐剤には、「亜塩素酸ナトリウム」という防腐剤が添加されています。
これにより、長期的に使用しても角膜にキズが入るのを防ぐことができます。
アルファガンP点眼液(アイファガン)の効果・効能
眼圧が高い状態が続いているのを"高眼圧症"と呼びます。
この状態が続いていると、モノを見るために必要な神経である視神経が圧迫し傷つけてしまいます。
視神経がキズついてしまうために、緑内障の視野を狭める原因となっています。
この眼圧に大きくかかわっているのが、眼房水です。
眼房水は、眼球を満たしている液体のことで、この量が多くなれば目の視神経を圧迫しキズつけるようになります。
つまり、眼房水の量を減らすことができれば、眼圧を下げることができます。
アルファガンP点眼液(アイファガン)は、眼房水の量を少なくする作用があります。
アルファガンP点眼液(アイファガン) → α2受容体を刺激 → 「眼房水の産生を抑える・排泄を促進する」
目にあるα2受容体を刺激すると眼房水がつくられる量が減り、さらに排泄を促すことで眼圧を低下させることができます。
服用方法・使用方法
アルファガンP点眼液(アイファガン)の使用方法は、次の通りになります。通常、1回1滴、1日2回の点眼
アルファガンP点眼液(アイファガン)の注意点
■副作用に注意
アルファガンP点眼液(アイファガン)は全身に吸収されるので、α2受容体作動薬と同じ副作用が現れることがあります。
- 眠気
- めまい
- 霧視
■点眼後の注意
眠気などの副作用が現れることがあるので、点眼してからの自動車の運転や危険を伴う作業は控えるようにしてください。
副作用
アルファガンP点眼液(アイファガン)の副作用は、次のようになります。過敏症 | 頻度0.1~5%未満 | 接触性皮膚炎、丘疹 |
---|---|---|
頻度不明 | 発疹、紅斑、蕁麻疹 |
目 | 頻度5%以上 | 点状角膜炎、結膜炎(アレルギー性結膜炎を含む) |
---|---|---|
頻度0.1~5%未満 | 眼瞼炎(アレルギー性眼瞼炎を含む)、眼瞼紅斑、眼瞼浮腫、マイボーム腺梗塞、結膜の充血、結膜浮腫、結膜濾胞、結膜蒼白、結膜出血、乾性角結膜炎、眼脂、眼そう痒症、眼刺激、眼痛、眼の異常感・異物感、霧視、視覚障害、眼精疲労、眼の乾燥、流涙の増加 | |
頻度不明 | 眼瞼障害、麦粒腫、角膜炎、角膜びらん、虹彩炎、白内障、硝子体はく離、硝子体浮遊物、視野の欠損、視力の低下、縮瞳、灼熱感、羞明 |
循環器 | 頻度不明 | 徐脈、頻脈、低血圧、高血圧、動悸 |
---|
呼吸器 | 頻度0.1~5%未満 | 鼻刺激感 |
---|---|---|
頻度不明 | 咳嗽、呼吸困難、気管支炎、咽頭炎、胃炎、副鼻腔炎、鼻乾燥 |
精神神経 | 頻度0.1~5%未満 | 浮動性めまい、回転性めまい、頭痛、耳鳴、傾眠 |
---|---|---|
頻度不明 | 不眠症、うつ病、失神 |
消化器 | 頻度0.1~5%未満 | 口の中の乾燥、ノドの渇き |
---|---|---|
頻度不明 | 胃腸障害、悪心、味覚異常 |
感染症 | 頻度不明 | インフルエンザ症候群、感冒、呼吸器感染 |
---|
その他 | 頻度0.1~5%未満 | 疣贅、貧血、血中ビリルビンの増加、血中ブドウ糖の増加、血中トリグリセリドの増加、血中尿酸の増加 |
---|---|---|
頻度不明 | 無力症、疲労、高コレステロール血症、気分不良 |
注意点
アルファガンP点眼液(アイファガン)との併用禁忌薬は、特にありません。アルファガンP点眼液(アイファガン)を使用できない方
■アルファガンP点眼液(アイファガン)の成分ブリモニジンに過敏症(アレルギー)の既往歴がある方
■低出生体重、新生児、乳児、2歳未満の幼児
アルファガンP点眼液(アイファガン)との併用に注意が必要な薬
■降圧剤
降圧剤との併用により、作用が強まる恐れがあります。
■中枢神経抑制剤
鎮静作用が強まる可能性があります。
- バルビツール酸誘導体
- オピオイド系の鎮痛剤
- 鎮静剤
- 麻酔剤
- アルコール
■モノアミン酸化酵素阻害剤
血圧の変動に影響する可能性があります。