AVVA SR(ダイアモックス)
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AVVA SRはダイアモックスのジェネリック。緑内障やてんかんの治療薬です。炭酸脱水酵素の働きを阻害する作用で、眼圧低下作用や抗てんかん作用、利尿作用など様々な効果を発揮します。
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- 有効成分
- アセタゾラミド
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- メーカー
- インタスファーマ
AVVA SR(ダイアモックス) 250mg
内容量 | 販売価格 | 1錠単価 | ポイント | 購入する |
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商品詳細
AVVA SR(ダイアモックス)とは、1955年から用いられている炭酸脱水酵素のはたらきを阻害する作用がある薬になります。炭酸脱水酵素は、脳や目、腎臓などにからだ中に存在している酵素になり、水分と炭酸ガスの反応に関係しています。
この酵素を阻害することで、次のような作用があります。
- 利尿作用
- 眼圧低下作用
- 抗てんかん作用
- その他の作用(月経前緊張症、メニエル病など)
また、睡眠時無呼吸症候群などにも効果があるとされています。
AVVA SR(ダイアモックス)の効果・効能
AVVA SR(ダイアモックス)は、腎臓に存在している炭酸脱水酵素を阻害します。
すると、塩分といっしょに水分も尿といっしょに排泄させることができます。
ただし、利尿作用は弱いことからむくみ(浮腫)の治療に用いることは少ないとされます。
また、目の眼圧を保ったり、角膜などに栄養補給を行う役割がある"房水"がつくられるのを減らすことで眼圧を下げることができます。
このため、緑内障の治療にも有効とされます。
他にも神経の組織内に存在している炭酸脱水酵素を阻害することにより、間接的に脳の異常な興奮を鎮めることができます。
脳の興奮を鎮めることで、てんかんの治療薬としても用いられます。
服用方法・使用方法
AVVA SR(ダイアモックス)の服用方法は、次のようになります。■緑内障
1日250~1,000mgを分割して服用
■てんかん(他の抗てんかん薬で効果が不十分な場合に付加)
1日250~750mgを分割して服用
■肺気腫による呼吸性アシドーシス、心性浮腫、肝性浮腫
1回250~500mgを1日1回服用
■月経前緊張症(PMS)
1回125~375mgを月経前の5~10日間、あるいは症状が現れた日から服用
■メニエル病、メニエル症候群
1回250~750mgを1日1回服用
■睡眠時無呼吸症候群
1日250~500mgを分割して服用
なお、いずれの症状も症状や年齢などにより用量が適宜増減します。
AVVA SR(ダイアモックス)の注意点■服用期間中は定期的に検査を受ける
AVVA SR(ダイアモックス)の服用を続けることで電解質異常が現れることがあります。
服用を続ける際は、定期的に検査を受けるようにしてください。
■危険な作業は控える
AVVA SR(ダイアモックス)の降圧作用により、ふらつきなどの副作用症状が現れることがあります。
自動車の運転や高所での作業など、危険を伴う作業は十分に注意して行うようにしてください。
副作用
AVVA SR(ダイアモックス)の副作用は、次の通りになります。代謝異常 | 頻度不明 | 高尿酸血症、血糖値の上昇・低下 |
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皮膚 | 頻度不明 | 光線過敏症 |
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過敏症 | 頻度不明 | 発熱、発疹 |
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消化器 | 頻度不明 | 食欲不振、悪心、嘔吐、下痢、腹痛、便秘、味覚異常 |
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精神神経 | 頻度不明 | しびれなどの知覚異常、麻痺、めまい、頭痛、興奮、イライラ、うつ状態、傾眠、見当識障害、ふるえ(振戦) |
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感覚器 | 頻度不明 | 一過性近視、聴覚障害 |
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腎・尿路 | 頻度不明 | 多尿、尿糖 |
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その他 | 頻度不明 | 倦怠感、潮紅 |
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重い副作用症状
代謝性アシドーシス、電解質異常 | 息が苦しい、吐き気、脱力、筋肉痛、動悸、口の中が渇く |
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ショック、アナフィラキシー様症状 | 気持ちが悪い、冷汗、顔面蒼白、手や足の冷え・しびれ、蕁麻疹、全身の発赤、顔やノドの腫れ、ゼーゼーと息苦しい、めまい、血圧の低下、目の前が暗くなり意識が薄れる |
重い血液の成分異常(再生不良性貧血、溶血性貧血など) | 発熱、ノドの痛み、口内炎、からだがだるい、皮下出血(青アザや血豆など)、鼻血、歯肉からの出血傾向 |
重い皮膚症状(皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死症) | 発疹、発赤、水ぶくれ、膿、皮が剥ける、皮膚に熱感や痛み、かゆみ、唇や口の中のただれ、ノドの痛み、目の充血、発熱、全身の倦怠感 |
急性腎不全、腎・尿路結石 | 尿量が少ない・でない、むくみ、尿が濁る、血尿、だるい、吐き気、頭痛、ノドが渇く、痙攣、血圧の上昇 |
精神錯乱、痙攣 | 混乱状態、取り乱す、意識の低下、筋肉がぴくつく、全身痙攣(硬直、白目、ふるえ) |
肝機能障害、黄疸 | からだがだるい、食欲不振、吐き気、発疹、発熱、かゆみ、白目や皮膚が黄色くなる、尿の色が茶褐色 |
注意点
AVVA SR(ダイアモックス)の併用禁忌薬は、特にありません。AVVA SR(ダイアモックス)を服用できない方■AVVA SR(ダイアモックス)成分またはスルホンアミド系の薬に過敏症(アレルギー)の既往歴がある方
■肝硬変など肝臓の疾患や重い肝機能障害がある患者さん
■無尿や急性腎不全の患者さん
■高クロール血症性アシドーシス、からだのナトリウムやカリウムが明らかに減少している患者さん
■副腎機能不全、アジソン病の患者さん
AVVA SR(ダイアモックス)との併用に注意が必要な薬■高血圧治療薬(降圧剤)
高血圧治療薬との併用により、降圧剤が強まる恐れがあります。
■ジギタリス製剤
以下の薬の心臓への作用が強まる恐れがあります。
- ジゴシン
- ジギトキシン
テグレトール(※リンク先はジェネリック)の中毒症状が現れることがあるので、併用する際は十分に注意してください。
■副腎皮質ホルモン剤、ACTH
過剰なカリウムの放出を起こす恐れがあります。
■塩化アンモニウム
AVVA SR(ダイアモックス)の効果が阻害されることがあります。
■ビタミンCなどの大量服用
腎・尿路結石が発生しやすくなります。
■抗てんかん薬
抗てんかん薬との併用により、クル病や骨軟化症が現れたとの報告があります。
- フェノバール
- アレビアチン
■アスピリンの大量服用
アスピリン(※リンク先はジェネリック)の大量服用により、AVVA SR(ダイアモックス)の副作用が強まる恐れがあります。