テラゾシン(ハイトラシン)
- 医薬品
- ジェネリック
- 内服薬
テラゾシンはハイトラシンジェネリック。高血圧と排尿困難の治療薬です。血圧を下げる効果と前立腺を縮小して尿道を拡げる二つの効果を持ち、選択的に作用するので副作用のリスクを軽減でき、持続性に優れた薬です。
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- 有効成分
- テラゾシン塩酸塩水和物
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- メーカー
- アクタビス
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- 適応症
テラゾシン(ハイトラシン) 1mg
内容量 | 販売価格 | 1錠単価 | ポイント | 購入する |
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テラゾシン(ハイトラシン) 2mg
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商品詳細
テラゾシン(ハイトラシン)とは、"α1遮断薬"と呼ばれる種類の薬です。2つの効果を発揮します。
- 血圧を下げる
- 前立腺を縮小し、尿道を拡げる
よってテラゾシン(ハイドラシン)は高血圧治療薬として、あるいは前立腺肥大症にともなう排尿困難の治療薬としてなど1錠で2つの働きをしてくれる薬となります。
テラゾシン(ハイトラシン)の特徴
テラゾシン(ハイトラシン)には、次のような特徴があります。
■選択的に作用する
■効果が持続する
テラゾシン(ハイトラシン)は、選択的に作用する薬と言われています。
つまり「薬を効かせたい部分」だけに集中的に働きかけ、それ以外の部分には影響をほとんど与えません。
そのためα1遮断薬としては、頻脈などの余計な副作用を起こす心配がありません。
またテラゾシン(ハイトラシン)には、持続的に効果を発揮するという特徴もあります。
それにより1日2回と服用回数も少なく済み、服用の手間もあまりかからない薬です。
テラゾシン(ハイトラシン)の効果・効能
人のからだには"アドレナリン"というホルモンがあります。
アドレナリンは"α1受容体"を刺激することで血管を収縮させ、血圧を上げてしまうのです。
そこでテラゾシン(ハイトラシン)には、α1受容体をブロックする作用があります。
これによりアドレナリンはα1受容体に働きかけることができなくなり、血管の収縮は起こりません。
すると血管が拡がり、血圧を下げることで高血圧を治療します。
またα1受容体は、前立腺や膀胱などにも存在します。
テラゾシン(ハイトラシン)はそれらの部位にあるα1受容体もブロックすることで、前立腺を縮めたり尿道を拡げるなどの効果を発揮します。
よってスムーズに尿を出すことができるようになり、前立腺肥大にともなう排尿困難も改善されます。
服用方法・使用方法
テラゾシン(ハイトラシン)の服用方法は、用途により異なります。■高血圧症
1日0.5mg(1回0.25mgを1日2回)から飲み始め、効果が不十分な場合は1日1~4mgに漸増し、1日2回に分けて服用
なお年齢・症状により適宜増減し、1日の最高用量は8mgまでとなります。
■前立腺肥大症にともなう排尿障害
1日1mg(1回0.5mgを1日2回)から飲み始め、1日2mgに漸増し、1日2回に分けて服用
なお症状により適宜増減します。
テラゾシン(ハイトラシン)の注意点
■起立性低血圧に注意
起立性低血圧が現れることがあるので、寝ている状態だけでなく立っている状態または座っている状態でも血圧測定をおこなってください。
また体位を変えることによる血圧の変化を考慮し、座っている状態で血圧をコントロールするようにしてください。
■副作用に注意
テラゾシン(ハイトラシン)は飲み始め、または用量を急に増やした時などにめまい、立ちくらみ、動悸、頭痛などが現れることがあります。
その際は仰向けの状態になるなど適切な措置をおこなってください。
また必要に応じて対症療法をおこなってください。
■車の運転などは注意
テラゾシン(ハイトラシン)の服用により、降圧作用にもとづく目まいなどが現れることがあります。
高所での作業、あるいは自動車の運転など危険をともなう機械を操作する時には注意してください。
■アレルギー体質の患者さん
アレルギー体質の患者さんがテラゾシン(ハイトラシン)を服用する際には、副作用が現れやすくなる傾向があるので十分に注意してください。
■排尿障害の治療
テラゾシン(ハイトラシン)による前立肥大症にともなう排尿障害に対する治療は原因療法ではなく、あくまでも対症療法です。
服用しても期待する効果が得られない場合には手術など、他の適切な処置を考慮してください。
副作用
テラゾシン(ハイトラシン)による副作用症状は、次のとおりです。過敏症 | 頻度0.1~5%未満 | 発疹 |
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頻度0.1%未満 | そう痒 | |
頻度不明 | 血管浮腫 |
精神神経系 | 頻度0.1~5%未満 | めまい、頭痛、けん怠感 |
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頻度0.1%未満 | 脱力感、発汗、不眠、冷感、肩こり、眠気、口渇、しびれ |
循環器 | 頻度0.1~5%未満 | 立ちくらみ、動悸、低血圧 |
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頻度0.1%未満 | 浮腫(むくみ)、不整脈(期外収縮、心房細動など)、胸痛、起立低血圧、頻脈 |
肝臓 | 頻度0.1~5%未満 | ALT(GPT)上昇 |
---|---|---|
頻度0.1%未満 | AST(GOT)上昇、AI-P上昇、LDH上昇、総ビリルビン上昇 |
消化器 | 頻度0.1~5%未満 | 腹痛 |
---|---|---|
頻度0.1%未満 | 下痢、便秘、悪心、嘔吐、食欲不振、消化不良 |
泌尿器 | 頻度0.1%未満 | 頻尿・尿失禁 |
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腎臓 | 頻度0.1%未満 | BUN上昇、血中クレアチニン上昇 |
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その他 | 頻度0.1~5%未満 | ほてり、貧血 |
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頻度0.1%未満 | 鼻閉、息切れ、目の違和感、インポテンス(ED)、抗核抗体の陽性 | |
頻度不明 | 羞明 |
※赤文字の症状が現れた場合はテラゾシン(ハイトラシン)の服用を中止し、適切な処置をおこなってください。
重い副作用症状
意識喪失 | 一時的な失神 |
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肝機能障害、黄疸 | 皮膚や白目が黄色くなる、尿の色が濃くなる、発熱、食欲不振、だるい、かゆみ |
注意点
テラゾシン(ハイトラシン)との併用禁忌薬はありません。テラゾシン(ハイトラシン)を服用できない方
■テラゾシン(ハイトラシン)の成分テラゾシンに過敏症(アレルギー)の既往歴のある患者さん
テラゾシン(ハイトラシン)との併用に注意が必要な薬
■降圧作用を持つ薬
併用により降圧作用が強まることがあります。
減量するなど適切な処置をおこなってください。
■PDE-5阻害剤
PDE-5阻害剤との併用により症候性低血圧が現れる恐れがあります。
併用する場合にはテラゾシン(ハイトラシン)を低用量から飲み始めてください。