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ゾニセップ(エクセグラン)

  • 医薬品
  • ジェネリック
  • 内服薬

ゾニセップはエクセグランやトレリーフのジェネリック。先発薬より安価に購入できます。てんかん発作への第二選択薬に指定されており難治性のてんかん発作も予防してくれ、パーキンソン病の治療薬でもあります。
  • 有効成分
    ゾニサミド
  • メーカー
    サンファーマ
  • 適応症
ゾニセップ(エクセグラン) 25mg
内容量 販売価格 1錠単価 ポイント 購入する
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ゾニセップ(エクセグラン)について詳しく見る

商品詳細

ゾニセップ(エクセグラン)とは、てんかん発作を予防してくれる抗てんかん薬です。
てんかんの治療は基本的に、薬を服用して発作を抑える方法が主軸となります。
発作の型は患者さんによって異なりますが、ゾニセップ(エクセグラン)は幅広い発作に効果を発揮します。
またゾニセップ(エクセグラン)はてんかん治療のガイドライン上では第二選択薬に指定されている薬でもあります。

ゾニセップ(エクセグラン)の特徴ゾニセップ(エクセグラン)は2つの特徴がある抗てんかん薬です。

■てんかん発作への第二選択薬
■パーキンソン病にも効果アリ

ゾニセップ(エクセグラン)はてんかん発作に対して単体でも優れた予防効果を発揮してくれる薬で、発作を抑えることが難しい難治性てんかんにも治療効果が認められています。
からだの一部に症状が起こる「部分発作」から全身性の「全般発作」まで、様々な発作に適応しています。
またゾニセップ(エクセグラン)は少量で服用すると、てんかんと同じ脳の病気であるパーキンソン病の症状を改善することも可能です。
ちなみに「ゾニサミド」という成分の薬にはゾニセップ(エクセグラン)だけでなく「トレリーフ」という薬もありますが、こちらはパーキンソン病治療薬として扱われています。

ゾニセップ(エクセグラン)の効果・効能人の脳には電気信号が流れており、通常はそのシグナルによって脳とからだの情報伝達を行っています。
例えば日常生活の中では神経の中を電気信号が流れることで、人はからだを動かしたり何かを考えたりしています。

こうした電気信号のやりとりを行っているのが、脳にある「神経細胞」です。
神経細胞は普段、マイナスの電気を帯びているため抑制状態にあります。
そこにNA+などプラスの電気イオンが流れてくると、神経細胞はプラスの電気を帯びた興奮状態になり電気信号が送られます。
てんかん発作は神経細胞が興奮しすぎてしまい、過剰に電気信号が流れてしまうことで起こります。

ゾニセップ(エクセグラン)は詳しい仕組みは未だ判明されていませんが、次のような作用でてんかんを治療すると考えられています。

  • 電気信号の伝達を遮断
  • 過剰な放電を行う部位(てんかん焦点)の働きを抑制

"電気信号が伝わる過程"をシャットアウトし、またてんかん発作のきっかけを抑えることで発作の予防・軽減をする抗てんかん薬がゾニセップ(エクセグラン)になります。

服用方法・使用方法

ゾニセップ(エクセグラン)の服用方法は、年齢によって異なります。

■成人

  • はじめは1日100~200mgを1~3回に分けて服用
  • 以後1~2週間毎に増量し、1日200~400mgまで徐々に増やしながら1~3回に分けて服用

尚、1日の最高用量は600mgまでとなります。

■小児

  • はじめは1日2~4mg/kgを1~3回に分けて服用
  • 以後1~2週間毎に増量し、1日4~8mg/kgまで徐々に増やしながら1~3回に分けて服用

尚、1日の最高用量は12mg/kgまでとなります。

またゾニセップ(エクセグラン)をパーキンソン病治療薬として服用する場合はトレリーフの用法・用量に従って服用するようにして下さい。

ゾニセップ(エクセグラン)の注意点■てんかん重積状態に注意
ゾニセップ(エクセグラン)の服用中に、服用量の急激な減量・服用の中止を行うことでてんかん重積状態(てんかん発作が5~10分以上続く)が現れることがあります。
服用を中止する場合は、少しずつ減量していくなど慎重に行うようにして下さい。
また、高齢者の方や虚弱体質の方は特に注意して下さい。
■検査を行うこと
ゾニセップ(エクセグラン)の服用中は、定期的に肝・腎機能検査や血液検査を行うことが望ましいとされています。
■危険な作業は控えること
ゾニセップ(エクセグラン)の服用により眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が起こることがあります。
服用後は車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないようにして下さい。
■服用量の調整について
ゾニセップ(エクセグラン)の服用量をより適切に調整するためには、薬の血中濃度測定を行うことが望ましいとされています。
■体温の上昇に注意
ゾニセップの服用により発汗量の減少が現れることがあり、特に夏季は体温の上昇を起こすことがあります。
服用中は体温上昇に注意しできるだけ高温な場所を避ける、あるいは減量や服用の中止をするなど適切な処置を行って下さい。
■悪性症候群に注意
ゾニセップ(エクセグラン)の服用中、または服用中止後に悪性症候群が起こることがあるので注意して下さい。
■自殺企図に注意
ゾニセップ(エクセグラン)の服用中、または服用中止後に自殺企図が起こることがあるので周囲の方は患者さんの状態や変化に注意して下さい。

副作用

ゾニセップ(エクセグラン)の副作用症状は、次のようになります。

■てんかん治療に用いた時の主な副作用症状
過敏症頻度1%以上発疹そう痒感
皮膚頻度0.1%未満多形紅斑、脱毛
精神神経系頻度1%以上眠気、無気力・自発性低下、精神活動の緩慢化、易刺激性・焦燥、記銘・判断力の低下、頭痛・頭重、運動失調
頻度0.1~1%未満目まい、意識障害、睡眠障害、抑うつ・不安・心気、幻覚・妄想状態、幻視・幻聴、精神病様状態、被害念慮、不随意運動・振戦、感覚異常、しびれ感、構音障害、平衡障害
頻度0.1%未満不機嫌、離人症
頻度1%以上複視・視覚異常
頻度0.1~1%未満眼振
頻度0.1%未満眼痛
消化器頻度1%以上食欲不振、悪心・嘔吐
頻度0.1~1%未満胃痛・腹痛、下痢、流涎、口の渇き
頻度0.1%未満口内炎、しゃっくり、便秘
血液頻度0.1~1%未満白血球減少、貧血、血小板減少
頻度不明好酸球増多
腎・泌尿器頻度0.1~1%未満排尿障害・失禁
頻度0.1%未満蛋白尿、BUN上昇、クレアチニン上昇、血尿、結晶尿、頻尿
その他頻度1%以上体重減少、倦怠・脱力感
頻度0.1~1%未満発汗減少、発熱、胸部圧迫感、免疫グロブリン低下(IgA、IgG等)
頻度0.1%未満動悸、喘鳴、乳腺腫脹、抗核抗体の陽性例、血清カルシウム低下、高アンモニア血症
頻度不明代謝性アシドーシス・尿細管性アシドーシス、味覚異常


■パーキンソン病治療に用いた時の主な副作用症状
過敏症頻度1%未満発疹湿疹そう痒感
精神神経系頻度1%以上眠気(頻度5%以上)、ジスキネジア、気力低下、抑うつ、目まい・ふらつき、睡眠障害、頭痛・頭重、幻視・幻聴
頻度1%未満精神活動緩慢化、不安・不穏、無気力・自発性低下、興奮、しびれ感、異常な夢、異常間、感覚異常、行動異常、自殺企図
循環器頻度1%未満血圧低下、動悸、起立性低血圧、血圧上昇、上室性期外収縮、心室性期外収縮
消化器頻度1%以上食欲不振、悪心、口の渇き、胃不快感、便秘
頻度1%未満胸やけ、嘔吐、下痢、腹部不快感、腹部膨満感、胃炎、胃痛、味覚異常、流涎、口内炎、嚥下障害、胃潰瘍
血液頻度1%未満白血球減少、ヘモグロビン減少、赤血球減少、ヘマトクリット減少、貧血、白血球増加、血小板減少、顆粒球減少、好酸球増多
肝臓頻度1%未満AST(GOT)、ALT(GPT)、ALP、LDH上昇
頻度1%未満γ-GTP上昇、肝機能異常
腎・泌尿器頻度1%未満BUN上昇
頻度1%未満排尿障害、頻尿、クレアチニン上昇、尿失禁、尿中タンパク陽性
その他頻度1%以上体重減少、立ちくらみ、CK(CPK)上昇、むくみ(浮腫)、倦怠感
頻度1%未満脱力感、発熱、視覚異常、脱水、呼吸困難、四肢痛、転倒、打撲、骨折、腰痛、汗疹、顔面潮紅、トリグリセリド上昇、血中コレステロール上昇、血中尿酸上昇、血糖上昇、血中カリウム減少、気管支炎、脱毛

※赤文字の症状が現れた場合はゾニセップ(エクセグラン)の服用を中止するなど適切な処置を行って下さい。

重い副作用症状
中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、紅皮症高熱、ノドの痛み、全身のダルさ、食欲低下、皮膚の水ぶくれやただれ、眼の充血、目やに、まぶたの腫れ、疼痛
過敏症症候群発熱、痒み、リンパの腫れ、紅斑、肝・腎機能障害
再生不良性貧血、無顆粒球症、赤芽球癆、血小板減少目まい、頭痛、疲労感、心拍数が増える、顔が青白くなる、細菌等に感染しやすくなる
急性腎不全むくみ、茶褐色の尿、尿量の減少、尿が出なくなる、食欲低下、目まい、痒み
間質性肺炎乾いた咳、息切れなどの呼吸困難感、発熱
肝機能障害、黄疸皮膚や白目が黄色くなる、尿の色が濃くなる、灰色っぽい便、全身のだるさ、食欲不振、痒み
横紋筋融解症手足のしびれ・脱力感、全身がだるい、全身の筋肉痛やこわばり、赤褐色の尿
腎・尿路結石下腹部や腰・背中の突然の激痛、血尿、嘔吐、吐き気、排尿時の痛み、残尿感、尿が出なくなる、頻尿
発汗減少に伴う熱中症目まい、冷や汗、意識がもうろうとする、四肢のけいれん、筋肉痛、全身のだるさ、吐き気、頭痛、体温が40度以上になる
悪性症候群高熱、意識がもうろうとする、筋肉のこわばり、四肢の震え、よだれが増える、血圧が上がる、呼吸が荒くなる、横紋筋融解症を発症する
幻覚、妄想、錯乱、せん妄等の精神症状実在しないモノが見える、極端に疑り深くなる、混乱する、時間や場所が急にわからなくなる、注意力や思考力が低下する

注意点

ゾニセップ(エクセグラン)の併用禁忌薬はありません。

ゾニセップ(エクセグラン)を服用できない方■ゾニセップ(エクセグラン)の成分ゾニサミドに過敏症(アレルギー)の既往歴のある方

ゾニセップ(エクセグラン)との併用に注意が必要な薬■抗てんかん薬
他の抗てんかん薬との併用により、ゾニセップ(エクセグラン)の血中濃度が上昇、あるいは低下することがあります。
  • アレビアチン/ヒダントール
  • テグレトール(※リンク先はジェネリック)
  • フェノバール
  • デパケン
など
■アレビアチン/ヒダントール
併用により、眼振・構音障害・運動失調などアレビアチン/ヒダントールの中毒症状が現れることがあります。
■三環系抗うつ剤・四環系抗うつ剤
併用により高血圧、失神、不全収縮、発汗、てんかん、動作・精神障害の変化、筋強剛などの副作用が現れる恐れがあります。
さらに死亡例も報告されているので注意して下さい。
  • トリプタノール
  • ルジオミール
など

ゾニセップ(エクセグラン)のレビュー・口コミ

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