オブラル-L
- 医薬品
- 先発薬
- 内服薬
オブラル-Lはトリキュラーと同じ成分が配合されている低用量ピルです。継続すればほぼ妊娠を防ぐことができ、様々な女性特有のトラブルを防ぐことも可能です。飲み始めに吐き気などの副作用が多いとされています。
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- 有効成分
- レボノルゲストレル、エチニルエストラジオール
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- メーカー
- ファイザー
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- 適応症
オブラル-L 21錠
内容量 | 販売価格 | 1錠単価 | ポイント | 購入する |
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1箱 | 1,200円 |
1箱あたり 1,200円 |
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オブラル-Lについて詳しく見る
商品詳細
オブラル-Lとはワイス社(現在はファイザーが買収)が販売している低用量ピルです。低用量ピルとは、2種類の女性ホルモン(卵胞ホルモン・黄体ホルモン)が含まれた避妊薬のことになります。
オブラル-Lは正しく服用すると約99%もの避妊効果を発揮し、さらに女性特有の生理トラブル改善などの副効果も期待できるようになります。
またオブラル-Lは第2世代3相性タイプの低用量ピルなので、用量が3段階に分かれており、体に合ったホルモン変化の為、副作用が軽減されているという特徴もあります。
※発送時期によって外箱なしでの発送となります。ご了承ください。
オブラル-Lの特徴
オブラル-Lには、3つの特徴があります。
■3相性タイプの低用量ピル
■女性が主体で避妊ができる
■様々な副効果を発揮
またオブラル-Lはパートナーの男性に左右されず、女性が主体となって取り組める避妊方法です。
さらに避妊効果以外にも女性には嬉しい様々な副効果を期待することもできます。
オブラル-Lの効果・効能
オブラル-Lは、次のようなはたらきで避妊効果を発揮します。
■脳にはたらきかけることで、排卵を抑制
■受精卵の着床を妨げる
■精子が子宮内に侵入することを防ぐ
まず妊娠は、排卵が起こった後に卵子と精子が出会って受精卵となり、その受精卵が子宮内膜に着床することで起こります。
妊娠中は排卵が止まってしまうため、再び妊娠をすることがありません。
オブラル-Lは、まず脳に女性ホルモンが作用することで"妊娠をした"と錯覚をさせます。
すると排卵が起こらなくなるため、妊娠を防ぐことができます。
また、オブラル-Lには受精卵の着床に必要な子宮内膜の増殖を抑える効果もあります。
これにより、万が一受精卵ができてしまっても着床をすることが無いため、妊娠は成立しません。
さらに、子宮の入り口にある子宮頚管粘液の粘度を高めることで、精子が子宮内に入り込みにくくします。
これらの相乗効果により、99.9%、妊娠を防いでくれます。
女性には嬉しい副効果
オブラル-Lは避妊だけでなく、次のような効果も期待できる低用量ピルです。
■PMS(月経前症候群)の緩和
生理前に起こるイライラや憂うつ感、頭痛…。
このような心と体の不調は、生理の時にホルモンバランスが乱れてしまうために起こってしまいます。
しかしオブラル-Lを服用するとホルモンバランスが一定に保たれるようになり、PMSの症状が軽くなります。
■生理不順の解消
オブラル-Lを21日間服用し、7日間の休薬期間をとると生理周期が28日周期となります。
そのため生理が規則的に来るようになるため、生理不順の悩みを解消することができます。
■女性特有の病気を予防
オブラル-Lには子宮体がんや卵巣がんなど、女性特有の病気を予防する効果があります。
特に卵巣がんは初期発見が難しく、いつの間にか進行していることも多いため予防できるメリットは大きいです。
服用方法・使用方法
オブラル-Lの服用方法は、次の通りになります。1日1錠を21日間服用、そして7日間休薬します。
この周期を月経開始関係なしに繰り返し行います。
毎日同じ時間に服用する事で、飲み忘れ予防となります。
もし飲み忘れた場合は、1日であれば前日の分を服用し、当日の分も通常の時間に服用します。
もし2日以上たってしまった場合は、なるべく早く飲み忘れたピルの1錠を服用し、その後は予定通りに服用します。
この期間避妊効果が下がる可能性があるので他の避妊方法を取りましょう。
オブラル-Lの注意点
■乳ガンのリスク
海外において卵胞ホルモン剤と黄体ホルモン剤を長期的に併用した際、乳ガンになる危険性が高くなり、併用期間が延びるほど乳ガンリスクが高まることがわかっています。
リスクを十分に考慮しオブラル-Lの使用は必要最小限にとどめ、長期的な使用は控えるようにしてください。
■服用前に検査を受ける
オブラル-Lの使用前に病院で、病歴や家族素因などの問診、乳房や子宮内膜の検査を受けるようにしてください。
もし検査で以上があった場合、オブラル-Lの使用はできません。
■血栓症のリスク
血栓症の症状が生じた場合、服用を中断し医師の指示に従ってください。
副作用
オブラル-Lの副作用は、次の通りになります。生殖器 | 頻度5%以上 | 性器分泌物、性器出血 |
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頻度1~5%未満 | 外陰腟不快感、子宮頸管ポリープ、月経困難症(性器出血時の腹痛)、女性陰部そう痒症、腟真菌症 |
乳房 | 頻度5%以上 | 乳房の不快感、乳房痛、乳頭痛 |
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頻度1~5%未満 | 乳房のう胞、乳房障害(乳腺症) |
消化器 | 頻度5%以上 | 腹痛 |
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頻度1~5%未満 | 腹部膨満感、便秘、悪心、胃炎 | |
頻度不明 | 下痢、腹部の不快感 |
精神神経 | 頻度1~5%未満 | 頭痛、浮動性めまい |
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頻度1%未満 | 感覚の減退(四肢のしびれなど)、不眠症 |
循環器 | 頻度1~5%未満 | 血圧の上昇 |
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頻度1%未満 | 動悸 |
電解質代謝 | 頻度1%未満 | むくみ(浮腫) |
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内分泌・代謝 | 頻度1~5%未満 | TSH増加 |
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頻度不明 | 血中トリグリセライドの増加 |
筋・骨格 | 頻度1~5%未満 | 背部痛 |
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頻度不明 | 筋骨格硬直(手や肩のこわばりなど) |
その他 | 頻度1~5%未満 | 倦怠感 |
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重い副作用症状
静脈血栓塞栓症、血栓性静脈炎 | 手足や特にふくらはぎの痛み・腫れ・むくみ・しびれ、息切れや息苦しさ、深呼吸すると胸が痛い、急に視力が低下する、視野が欠ける、目が痛い、頭痛、片側の麻痺、うまく話すことができない、意識が薄れる |
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注意点
オブラル-Lの併用禁忌薬は、特にありません。オブラル-Lを服用できない方
■エストロゲン依存性悪性腫瘍(乳ガンや子宮内膜ガン)の患者さんおよびその既往歴がある方
■治療していない子宮内膜増殖症がある患者さん
■乳ガンの既往歴がある方
■血栓性静脈炎や肺塞栓症がある患者さんまたはその既往歴がある方
■動脈性の血栓塞栓疾患(脳卒中や冠動脈性心疾患など)の患者さんおよびその既往歴がある方
■妊娠または妊娠している可能性がある方および授乳中の方
■重い肝機能障害がある患者さん
■診断が確定していない異常性器出血がある患者さん
■オブラル-Lの成分エストラジオールとレボノルゲストレルに過敏症(アレルギー)の既往歴がある方
オブラル-Lの服用に注意が必要な薬■抗生物質
オブラル-Lの血中濃度が上昇し、作用が強まる恐れがあります。
など
■オブラル-Lの血中濃度を減少させる薬
オブラル-Lの血中濃度が減少し、作用が弱まる恐れがあります。
- リファジン
- フェノバール
- テグレトール(※リンク先はジェネリック)
- セイヨウオトギリソウを含んだ食品