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トラマタス(トラマドール)について詳しく見る
商品詳細
トラマタス(トラマドール)は、強い鎮痛効果を持つ痛み止めです。オピオイド系鎮痛薬に属するトラマドールのジェネリック医薬品となるため、強力な効果はそのままに、安価で購入することができます。
トラマタス(トラマドール)は主にがんの患者さんの痛み止めとして、またはリウマチなどによる痛みが3ヶ月以上続く場合などにも処方される鎮痛薬です。
そのため、他の鎮痛薬を服用しても効果が得られなかった方にオススメです。
ただし痛みの症状を抑えるだけであり、病気の根本的な治療にはならないことには注意が必要です。
トラマタス(トラマドール)の特徴トラマタス(トラマドール)には、2つの特徴があります。
■強力な鎮痛効果
■医療用麻薬よりも副作用が少なく、安全性に優れる
トラマタス(トラマドール)の成分は、脳に働きかけることで鎮痛効果を発揮します。
なので、NSAIDsなどの一般的な解熱鎮痛剤では抑えることが難しい痛みに対しても、高い有効性を期待できます。
また、脳に作用する点は似ているものの、トラマタス(トラマドール)は医療用麻薬ではありません。
そのため、依存性などの副作用が軽減されていて、安心して使用できる鎮痛薬です。
トラマタス(トラマドール)の効果・効能トラマタス(トラマドール)には、2つの効果があります。
■オピオイド受容体を刺激
■痛みを抑える神経を活性化
まず痛みは、"痛みのシグナル"が脊髄や神経を通り、脳に到達することで、初めて感知されます。
つまり、痛みのシグナルが脳に伝わらなければ、痛みを抑えられるのです。
この時、「オピオイド受容体」という器官が重要となります。
オピオイド受容体には様々な種類がありますが、トラマタス(トラマドール)は、鎮痛作用を持つ「オピオイドμ受容体」を刺激します。
すると、痛みのシグナルが脳に伝わる前に遮断され、痛みが軽減されます。
また、脳には「下行性疼痛抑制系神経」という、痛みを抑える神経があります。
この神経は、体内のセロトニンやノルアドレナリンが多いほど活性化します。
そこでトラマタス(トラマドール)は、セロトニンやノルアドレナリンが吸収されるのを防ぐことで、その量を増やします。
すると、下行性疼痛抑制系神経は活発化し、痛みを抑える作用が得られます。
トラマタス(トラマドール)はこれらの相乗効果によって、高い鎮痛効果を発揮します。
服用方法・使用方法
トラマタス(トラマドール)の服用方法は、次のようになっています。1日100~300mgを、4回に分けて服用
尚、症状によって適宜増減します。
ただし、最大用量は1回100mg、1日400mgとして、4~6時間の間隔を空けて服用して下さい。
トラマタス(トラマドール)を増量、もしくは減量をする場合は、1回25mg、1日100mgずつ変更していくようにして下さい。
また、初回は1回25mgの服用から始めることが望ましいとされています。
トラマタス(トラマドール)の注意点■依存性に注意
トラマタス(トラマドール)を長期間服用した場合は、薬物依存を生じることがあります。
十分に観察しながら、慎重に服用して下さい。
■副作用に注意
トラマタス(トラマドール)を服用した際に、悪心や嘔吐、便秘などの副作用が現れることがあります。
それぞれの治療薬を併用することを考慮し、副作用の発現には十分に注意して下さい・
■危険な作業は控える
トラマタス(トラマドール)は、眠気や目まい、意識消失などの副作用が現れることがあります。
そのため、トラマタス(トラマドール)を服用している方は自動車の運転などの危険をともなう機械の操作は控えるようにして下さい。
■呼吸抑制に注意
重い呼吸抑制が現れる場合があるので、次のような方はトラマタス(トラマドール)の服用はしないようにして下さい。
- 12歳未満の小児の方
- 18歳未満の肥満の方
- 閉塞性睡眠時無呼吸症候群の方
- 重い肺疾患のある方
副作用
トラマタス(トラマドール)の主な副作用として現れやすいのが、次のような症状になります。- 傾眠
- 悪心
- 嘔吐
その他の副作用は、次の通りになります。
呼吸器 | 頻度1%未満 | 呼吸困難、口腔やノドの痛み、ノドの乾燥 |
---|---|---|
頻度不明 | 口腔やノドの不快感、発声障害 |
循環器 | 頻度1%未満 | 血圧の上昇、ほてり、血圧の低下、動悸 |
---|---|---|
頻度不明 | 起立性低血圧、不整脈、顔面蒼白、胸内苦悶、頻脈、徐脈、高血圧 |
血液凝固系 | 頻度1%未満 | 好中球の増加、好酸球の増加・減少、リンパ球の減少、ヘマトクリット減少、ヘモグロビン減少、赤血球の減少、白血球の増加、血小板の減少 |
---|
精神神経系 | 頻度5%以上 | 傾眠、浮動性めまい、頭痛 |
---|---|---|
頻度1~5%未満 | 振戦、不眠症 | |
頻度1%未満 | 譫妄、幻覚、鎮静、体位性めまい、睡眠障害、不随意性筋収縮、感覚鈍麻、味覚異常、記憶障害、健忘、ジスキネジー、眼振、回転性めまい、疲労、耳鳴、悪夢、気分変動、うつ病、落ち着きのなさ、不安 | |
頻度不明 | 頭重感、興奮、虚脱感、両手のしびれ感、ふらつき感、不快感、錯感覚、協調運動異常、失神、錯乱、活動低下・亢進、行動障害、知覚障害、言語障害、無感情、不快気分 |
消化器 | 頻度5%以上 | 悪心、嘔吐、便秘、食欲の減退 |
---|---|---|
頻度1~5%未満 | 下痢、腹部の不快感、上腹部痛 | |
頻度1%未満 | 口の乾燥、口内炎、消化不良、腹痛、胃炎、口唇炎、胃食道逆流性疾患、口の錯感覚、腹部膨満感 | |
頻度不明 | 腹鳴、おくび |
肝臓 | 頻度1~5%未満 | AST(GOT)増加、ALT(GPT)増加 |
---|---|---|
頻度1%未満 | Al-P増加、LDH増加 | |
頻度不明 | 肝機能異常、ビリルビン増加 |
皮膚 | 頻度1~5%未満 | 多汗症、そう痒症、湿疹 |
---|---|---|
頻度1%未満 | 発疹、全身性そう痒症、蕁麻疹、薬疹、冷汗 | |
頻度不明 | 寝汗 |
腎臓及び尿路系 | 頻度1~5%未満 | 排尿困難 |
---|---|---|
頻度1%未満 | 尿糖陽性、尿蛋白陽性、尿潜血陽性、クレアチニン増加、BUN増加、頻尿、尿量の減少、尿閉 | |
頻度不明 | 夜間頻尿、膀胱炎 |
代謝異常 | 頻度1%未満 | 尿酸増加、トリグリセリド増加 |
---|
その他 | 頻度5%以上 | 口の渇き、倦怠感 |
---|---|---|
頻度1~5%未満 | 無力感、異常感 | |
頻度1%未満 | CK(CPK)増加、熱感、脱水、視力障害、背部痛、関節痛、四肢の痛み、筋骨格の硬直、むくみ、末梢性浮腫、疼痛、胸部不快感、転倒、易刺激性、悪寒、発熱、霧視 | |
頻度不明 | 冷感、散瞳、視調節障害、心電図QT延長、体重の減少 |
重い副作用症状
ショック、アナフィラキシー | 胸内苦悶、冷汗、呼吸困難、四肢の冷却、血圧低下、意識障害、蕁麻疹(じんましん)、血管浮腫、呼吸困難 |
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呼吸抑制 | 息苦しさ、頭痛、目まい、息切れ |
痙攣 | 手足や顔の筋肉が勝手に動く、手足がつる |
依存性 | 効果が得られなくなる、不安・神経過敏・不眠症・振戦・胃腸症状・幻覚などの退薬症状 |
意識消失 | 脳への血流の低下、失神 |
注意点
トラマタス(トラマドール)の併用禁忌薬は、次のようになります。併用禁止■MAO阻害剤
海外において、トラマタス(トラマドール)とMAO阻害剤を併用したことによって、セロトニン症候群や中枢神経系、呼吸器系、心血管系の重い副作用が報告されています。
MAO阻害剤を服用中の方や、服用を中止してから14日以内の方は併用を行わないようにして下さい。
またトラマタス(トラマドール)の服用中止からMAO阻害剤を服用する場合、2~3日間の間隔を空けるようにして下さい。
- エフピー
トラマタス(トラマドール)を服用できない方■トラマタス(トラマドール)の成分に対して過敏症(アレルギー)の既往歴がある方
■アルコール、鎮痛剤、オピオイド鎮痛剤、または向精神薬の急性中毒の患者さん
■MAO阻害剤を服用中、あるいは服用中止から14日以内の患者さん
■治療によって十分な管理が行われていない、てんかんの患者さん
■重い腎障害、肝障害がある患者さん
トラマタス(トラマドール)との併用に注意が必要な薬■オピオイド鎮痛剤や中枢神経抑制剤
トラマタス(トラマドール)との併用によって、痙攣(けいれん)や呼吸器抑制のリスクを高める恐れがあります。
- フェノチアジン系の薬
- 催眠鎮静剤
■三環系やSSRI系の抗うつ剤
トラマタス(トラマドール)との併用によって、セロトニン症候群や痙攣(けいれん)の発作のリスクが高まる恐れがあります。
など
■ザイボックス
トラマタス(トラマドール)との併用によって、セロトニン症候群や痙攣(けいれん)の発作のリスクが高まる恐れがあります。
■飲酒(アルコール)
アルコールを併用してしまうと、呼吸器抑制が現れる恐れがあります。
■テグレトール
テグレトール(※リンク先はジェネリック)の同時併用あるいは、前に服用している場合、トラマタス(トラマドール)の鎮痛効果を弱め作用時間を短くする可能性があります。
■キニジン
併用することによって、お互いに作用を強めあう恐れがあります。
■ジゴシン
海外からトラマタス(トラマドール)との併用によって、ジゴキシン中毒が現れたとの報告があります。
■クマリン系抗凝血剤
トラマタス(トラマドール)との併用によって、出血時間の延長や抗凝血作用に影響が現れたとの報告があります。
- ワーファリン
ゾフランとの併用によって、トラマタス(トラマドール)の鎮痛作用を弱める恐れがあります。
■その他の解熱鎮痛剤
トラマタス(トラマドール)の鎮痛作用を弱めることや退薬症候を起こす恐れがあります。
- レペタン
- ソセゴン