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メナボル

  • 医薬品
  • 先発薬
  • 内服薬

メナボルはタンパク質の合成を促進させることで筋肉質な肉体へと導いてくれるアナボリックステロイドです。アスリートやボディービルダーが筋肉増強のために用いたり、遺伝性の血管浮腫に治療にも用いられます。
メナボル 2mg
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商品詳細

メナボルは、成分スタノゾロール含有のアナボリックステロイドです。
世界的に有名なアスリートが使っていたこともあるウィンゾロンと同じ成分が含まれています。
メナボルは飲むことで筋肉を増やす様々な効果を発揮し、理想の肉体作りをサポートしてくれます。
またアナボリックステロイドといえば強力な筋肉増強効果と引き換えに、人体に与える負担が大きいこともよく知られていますが、メナボルは他のステロイドと比べると、からだへの影響も少ないとされています。

メナボルの特徴メナボルには2つの効果があります。

■筋肉増強効果はマイルド
■副作用は比較的抑えめ

メナボルの有効成分スタノゾロールの筋肉増強効果は、アナボリックステロイドの中では弱い部類になります。
その効果を確認するために、雌雄のマウスを対象とした動物実験が行われた際には次のような結果が見られました。

  • スタノゾロールを投与したオスのマウスは筋肉量に変化ナシ
  • スタノゾロールを投与したメスのマウスは筋肉量が増加
  • オス、メスのマウス共通で筋肉の分解が抑制

これらの結果を言い換えると女性が筋肉をつける時、または男性が筋肉量を維持しながら減量する時に適したアナボリックステロイドとなります。

また、メナボルは効果が穏やかである分だけ副作用が比較的少ないことも特徴の1つです。

メナボルの効果・効能メナボルには、3つの効果があります。

■タンパク質の合成を促進
筋肉をつけるために、タンパク質は欠かせない栄養素です。
一般的に筋力アップにはプロテインが有効だとされますが、プロテインはタンパク質で出来ており、そしてタンパク質は筋肉の材料になるためです。
からだに取り入れられたタンパク質は、体内で分解・再吸収されて筋肉へと変化します。
このような"タンパク質を筋肉へと変える"からだの働きを「タンパク同化」と言います。
メナボルなどのアナボリックステロイドは「タンパク同化ステロイド」とも呼ばれ、人がもともと持っているタンパク同化の働きを何倍にも高めてくれるのです。
そのためメナボルの筋肉増強効果を最大限に発揮するためにはタンパク質の摂取は不可欠になります。

■男性ホルモン作用の活性化
男性ホルモンの一種「テストステロン」は"男らしさ"を作るホルモンとされ、筋肉の増加・維持などの効果があります。
ちなみにテストステロンは男性だけでなく女性の体内でも分泌されているものの、その分泌量は男性の5~10%ほどと言われています。
また男性の体内でも無限に分泌されている訳ではなく、当然その量には限りがあります。

そこでメナボルにはテストステロンと同じように働く効果があるため、服用することで限界を超えるほどの筋肉を身につけることが可能になります。

■ミオスタチンの阻害
筋力アップに欠かせないタンパク質ですが、それには様々な種類があり、中には筋肉の成長を妨げるものもあります。
タンパク質の一種「ミオスタチン」には筋肉の増加を調節する作用があります。
例えばトレーニングによって筋肉が際限なく増えていくとすると、心臓や関節への負担が急増し、やがて筋肉の増加にからだが追いつけなくなってしまいます。
ミオスタチンはそのような事態を防ぐために、筋肉の成長に歯止めをかけているのです。

ですがメナボルはミオスタチンの働きを阻害し、文字通りストッパーを解除することで更なる筋力アップをもたらしてくれます。

服用方法・使用方法

メナボルの服用方法は、次のようになります。

1日50mgを服用

メナボルの服用によりホルモンバランスが崩れ、肝臓にも負担がかかるため、3ヶ月以上続けての服用は厳禁です。
また安全に服用するためには、メナボルを服用しないオフ期間の設定やケア剤の服用も必要です。
オフ期間の目安は「メナボルを続けて服用した期間と同程度」となります。

男性の場合はオフ期間の始めにクロミッド(※リンク先はジェネリック)を服用すると、メナボルの影響により衰えてしまう睾丸の機能を回復させることができます。

メナボルは国内では未承認薬のため、その他の注意点などは付属の添付文書でご確認下さい。

副作用

メナボルの副作用は、次のようになります。
肝臓頻度0.1~5%未満GOT・GPTの上昇、BSPの排泄遅延など
頻度0.1%未満黄疸
男性ホルモン様作用(女性)頻度5%以上または頻度不明嗄声、多毛、ニキビ、色素沈着、月経異常、陰核肥大、性欲亢進、脱毛、オリモノの増加、乳房膨満、乳頭過敏、顔面皮脂の分泌増加など
男性ホルモン様作用(男性)頻度5%以上または頻度不明ニキビ、陰茎肥大、陰萎、持続性勃起(プリアピズム)、精子減少・精液減少等の睾丸機能の抑制など
過敏症頻度0.1~5%未満発疹など
消化器頻度0.1~5%未満悪心・嘔吐、食欲不振、便秘、下痢など
精神神経系頻度0.1~5%未満頭痛、目まい
頻度0.1%未満興奮、不眠など
その他頻度0.1~5%未満悪寒、むくみ(浮腫)など

※男性ホルモン様作用、過敏症の症状が現れた場合、メナボルの服用を中止して下さい。
また、女性の方で脱毛症状が現れた場合には女性用育毛剤でケアをするようにして下さい。

注意点

メナボルの併用禁忌薬はありません。

メナボルを服用できない方■アンドロゲン依存性腫瘍(前立腺がんなど)及びその疑いがある患者さん
■肝障害のある患者さん
■妊婦または妊娠している可能性のある方

メナボルとの併用に注意が必要な薬■副腎皮質ホルモン剤
メナボルとの併用により、耐糖能の低下を起こす恐れがあります。
■クマリン系抗凝血剤、インダンジオン系抗凝血剤
メナボルとの併用により、抗凝血剤の作用が強まる恐れがあります。
  • ワーファリン

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