ウィンゾロン
- 医薬品
- 内服薬
ウィンゾロンはアナボリックステロイド(AS)の一つで、効果は比較的マイルド。そのため副作用のリスクも少ないといわれています。また、女性も使うことができるため、筋肉量を増やしたい場合はおすすめです。
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- 有効成分
- スタノゾロール
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- メーカー
- West-Coast Pharmaceutical Works Ltd
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- 適応症
ウィンゾロン 10mg
内容量 | 販売価格 | 1錠単価 | ポイント | 購入する |
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商品詳細
ウィンゾロンは、筋肉増強効果をもたらしてくれるアナボリックステロイドです。もともとは骨粗しょう症の治療薬として作られた経緯があり、筋肉や骨には欠かせない"タンパク質の合成"を促進する作用があります。
ですが、1984年にアメリカのFDAという機関から「骨粗しょう症への治療効果は認められない」という発表がなされ、現在では筋肉増強剤としての使用が主な用途になりました。
ウィンゾロンはアナボリックステロイドの中でも安全性に優れ、かつてはプロのアスリートが使用していたことでも有名です。
ウィンゾロンの特徴ウィンゾロンには2つの効果があります。
■筋肉増強効果はマイルド
■副作用は比較的抑えめ
ウィンゾロンの有効成分スタノゾロールの筋肉増強効果は、アナボリックステロイドの中では弱い部類になります。
その効果を確認するために、雌雄のマウスを対象とした動物実験が行われた際には次のような結果が見られました。
- スタノゾロールを投与したオスのマウスは筋肉量に変化ナシ
- スタノゾロールを投与したメスのマウスは筋肉量が増加
- オス、メスのマウス共通で筋肉の分解が抑制
これらの結果を言い換えると女性が筋肉をつける時、または男性が筋肉量を維持しながら減量する時に適したアナボリックステロイドとなります。
また、ウィンゾロンは効果が穏やかである分だけ副作用が比較的少ないことも特徴の1つです。
ウィンゾロンの効果・効能ウィンゾロンには、3つの効果があります。
■タンパク質の合成を促進
筋肉をつけるために、タンパク質は欠かせない栄養素です。
一般的に筋力アップにはプロテインが有効だとされますが、プロテインはタンパク質で出来ており、そしてタンパク質は筋肉の材料になるためです。
からだに取り入れられたタンパク質は、体内で分解・再吸収されて筋肉へと変化します。
このような"タンパク質を筋肉へと変える"からだの働きを「タンパク同化」と言います。
ウィンゾロンなどのアナボリックステロイドは「タンパク同化ステロイド」とも呼ばれ、人がもともと持っているタンパク同化の働きを何倍にも高めてくれるのです。
そのためウィンゾロンの筋肉増強効果を最大限に発揮するためにはタンパク質の摂取は不可欠になります。
■男性ホルモン作用の活性化
男性ホルモンの一種「テストステロン」は"男らしさ"を作るホルモンとされ、筋肉の増加・維持などの効果があります。
ちなみにテストステロンは男性だけでなく女性の体内でも分泌されているものの、その分泌量は男性の5~10%ほどと言われています。
また男性の体内でも無限に分泌されている訳ではなく、当然その量には限りがあります。
そこでウィンゾロンにはテストステロンと同じように働く効果があるため、服用することで限界を超えるほどの筋肉を身につけることが可能になります。
■ミオスタチンの阻害
筋力アップに欠かせないタンパク質ですが、それには様々な種類があり、中には筋肉の成長を妨げるものもあります。
タンパク質の一種「ミオスタチン」には筋肉の増加を調節する作用があります。
例えばトレーニングによって筋肉が際限なく増えていくとすると、心臓や関節への負担が急増し、やがて筋肉の増加にからだが追いつけなくなってしまいます。
ミオスタチンはそのような事態を防ぐために、筋肉の成長に歯止めをかけているのです。
ですがウィンゾロンはミオスタチンの働きを阻害し、文字通りストッパーを解除することで更なる筋力アップをもたらしてくれます。
服用方法・使用方法
ウィンゾロンの服用方法は、次のようになります。1日50mgを服用
ウィンゾロンの服用によりホルモンバランスが崩れ、肝臓にも負担がかかるため、3ヶ月以上続けての服用は厳禁です。
また安全に服用するためには、ウィンゾロンを服用しないオフ期間の設定やケア剤の服用も必要です。
オフ期間の目安は「ウィンゾロンを続けて服用した期間と同程度」となります。
男性の場合はオフ期間の始めにクロミッド(※リンク先はジェネリック)を服用すると、ウィンゾロンの影響により衰えてしまう睾丸の機能を回復させることができます。
ウィンゾロンは国内では未承認薬のため、その他の注意点などは付属の添付文書でご確認下さい。
副作用
ウィンゾロンの副作用は、次のようになります。肝臓 | 頻度0.1~5%未満 | GOT・GPTの上昇、BSPの排泄遅延など |
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頻度0.1%未満 | 黄疸 |
男性ホルモン様作用(女性) | 頻度5%以上または頻度不明 | 嗄声、多毛、ニキビ、色素沈着、月経異常、陰核肥大、性欲亢進、脱毛、オリモノの増加、乳房膨満、乳頭過敏、顔面皮脂の分泌増加など |
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男性ホルモン様作用(男性) | 頻度5%以上または頻度不明 | ニキビ、陰茎肥大、陰萎、持続性勃起(プリアピズム)、精子減少・精液減少等の睾丸機能の抑制など |
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過敏症 | 頻度0.1~5%未満 | 発疹など |
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消化器 | 頻度0.1~5%未満 | 悪心・嘔吐、食欲不振、便秘、下痢など |
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精神神経系 | 頻度0.1~5%未満 | 頭痛、目まい |
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頻度0.1%未満 | 興奮、不眠など |
その他 | 頻度0.1~5%未満 | 悪寒、むくみ(浮腫)など |
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※男性ホルモン様作用、過敏症の症状が現れた場合、ウィンゾロンの服用を中止して下さい。
また、女性の方で脱毛症状が現れた場合には女性用育毛剤でケアをするようにして下さい。
注意点
ウィンゾロンの併用禁忌薬はありません。ウィンゾロンを服用できない方■アンドロゲン依存性腫瘍(前立腺がんなど)及びその疑いがある患者さん
■肝障害のある患者さん
■妊婦または妊娠している可能性のある方
ウィンゾロンとの併用に注意が必要な薬■副腎皮質ホルモン剤
ウィンゾロンとの併用により、耐糖能の低下を起こす恐れがあります。
■クマリン系抗凝血剤、インダンジオン系抗凝血剤
ウィンゾロンとの併用により、抗凝血剤の作用が強まる恐れがあります。
- ワーファリン