ゾピクロバン（アモバン）

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ゾピクロバンはアモバンのジェネリックです。睡眠薬の中でも人気が高く、有効成分のゾピクロンは短時間で作用するので寝付きの悪い方に向いています。苦味があるのも特徴で、その際は用量少なめで服用してください。

有効成分

ゾピクロン
メーカー

ロイドラボラトリーズ
適応症

ゾピクロバン（アモバン） 7.5mg

内容量	販売価格	1錠単価	ポイント	購入する
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ゾピクロバン（アモバン） 10mg

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商品詳細
服用方法
副作用
注意点
レビュー・口コミ

商品詳細

ゾピクロバン(アモバン)とは、1989年に販売がスタートした睡眠薬になります。
脳の神経を落ち着かせることで、からだをリラックスさせ自然な眠りへと導いてくれます。

不眠症は、4つのタイプに分けることができます。

入眠障害
中途覚醒
早朝覚醒
熟眠障害

ゾピクロバン(アモバン)は、この内の「入眠障害」に適した睡眠薬となります。
「なかなか眠れなくて困っている」という、寝付きが悪い方に適しています。

※2016年11月1日、厚生労働省より「向精神薬」に指定されたため、海外通販(個人輸入代行)での購入はできません。

ゾピクロバン(アモバン)の特徴ゾピクロバン(アモバン)は、2つの特徴があります。

■成分が長く留まらないので、即効性に優れる
■服用すると口の中が苦くなる

睡眠薬は、作用する時間で4つに分けることができます。

超短時間型
短時間型
中時間型
長時間型

ゾピクロバン(アモバン)は、「超短時間型」に含まれる睡眠薬となることから、半減期(薬が効く時間の長さ)が2～4時間と非常に短いです。
効き目がピークに達するまでにかかる時間もおよそ1時間ほどとなるので、素早い効き目を期待することができます。
人によっては服用してから15～20分ほど経過すると、眠気が現れはじめます。
なので服用してからベッドに入らずにいると、ふらつきや転倒の原因になるので注意が必要です。

またゾピクロバン(アモバン)は服用すると、口に苦味がでるのが特徴です。
他の睡眠薬でも口の中が苦くなることはありますが、1%程度にとどまります。
しかしアモバンの添付文書には「苦味」の副作用の報告は約4%と睡眠薬の中でもっとも多いです。
苦味を気にする方は、ルネスタ（※リンク先はジェネリック）など他の睡眠薬に切り替えることも1つになります。

ゾピクロバン(アモバン)の効果・効能朝、目が覚めると時間の経過と共に人の脳は次第に活発になっていきます。
これは、脳を起こす「覚醒」に関わる受容体があるからです。
反対に夜に近づくにつれて脳の活動は低下し、眠くなります。
これは、眠りにつくため「脳を抑制」する受容体があるからです。

脳の活動を抑える受容体としてあるのが「BZD(ベンゾジアゼピン)受容体」です。
少しむずかしい話ですが、BZD受容体は更に2つに分けることができます。

■ω(オメガ)1受容体
睡眠作用にかかわっている受容体
■ω(オメガ)2受容体
抗不安あるいは筋弛緩作用などにかかわる受容体

ゾピクロバン(アモバン)は、選択的にω1受容体を刺激することで、次第に眠気を感じるようになります。
睡眠作用にのみ特化した睡眠薬になるので、筋弛緩作用などによるふらつきなどの副作用を抑え安全性にも優れた睡眠薬になります。

服用方法・使用方法

ゾピクロバン(アモバン)の服用方法は、次のようになります。

1回7.5～10mgを就寝前に服用

尚、用量は年齢や症状によって適宜増減します。
また、服用は10mgを超えないこととしています。

ゾピクロバン(アモバン)の注意点■長期の服用は避ける
日常的に服用を続けてしまうと、重い副作用である「依存症」の問題が起こります。
使用期間や用量の管理は慎重に行うようにして下さい。
また常用中に急に服用を中止すると「離脱症状」を起こすこともあるので、徐々に減量していくようにして下さい。
■起床してからの注意
ゾピクロバン(アモバン)は服用した翌朝以降に、次のような症状が現れることがあります。

眠気
注意力・集中力・反射運動能力の低下

万一のことを考えれば、自動車の運転や高所での作業、危険を伴う機械操作などは控えるよう注意して下さい。
■少量からの服用開始
ゾピクロバン(アモバン)を服用する際、効き目には個人差があります。
高齢者の方で1回3.75mgからの服用、肝臓障害がある患者さんも用量の1回3.75mgからの服用開始となります。
■服用のタイミング
不眠症の方は、就寝する直前での服用を行って下さい。
また仮眠をとる場合には、服用は行わないようにして下さい。

副作用

ゾピクロバン(アモバン)は正しい服用を行う限り、比較的安全性が高い睡眠薬となっています。
軽い副作用症状として多い症状が、次のようになります。

口の苦味
ふらつき
眠気
口の渇き
倦怠感
頭痛
吐き気
めまい

その他の症状としては、次のようなものがあります。

精神神経	頻度0.1～1%未満	ふらつき、眠気、頭重、頭痛、不快感、目まい等
精神神経	頻度不明	錯覚感

肝臓	頻度0.1～1%未満	AST(GOT)の上昇、ALT(GPT)の上昇、Al-Pの上昇

腎臓	頻度0.1～1%未満	蛋白尿
腎臓	頻度0.1%未満	BUN(尿酸窒素)の上昇

血液	頻度0.1～1%未満	白血球減少、ヘモグロビン減少、赤血球減少
血液	頻度0.1%未満	血小板減少

消化器	頻度1%以上	苦味
	頻度0.1～1%未満	口の渇き、嘔気
	頻度0.1%未満	食欲不振、口内不快感、胃部不快感等

過敏症	頻度0.1%未満	発疹
過敏症	頻度不明	そう痒感

骨格筋	頻度0.1～1%未満	けん怠感
骨格筋	頻度0.1%未満	脱力感等の筋緊張低下症状

その他	頻度不明	転倒

※赤文字の症状が現れた場合、ゾピクロバン(アモバン)の服用を中止するようにして下さい。

重い副作用症状

依存症	長期的な服用によってからだが薬に慣れてしまい、服用をやめにくくなる。また無理に服用を中断すると、強い不安、振戦(ふるえ)、混乱、幻覚などの症状が現れることがあります。
呼吸抑制	息苦しい、窒息感、翌朝の頭痛、頭が重い
肝機能障害	だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が茶褐色
精神症状や意識障害	もうろう状態、異常行動、夢遊症状、興奮、取り乱す、幻覚(※精神障害があると起こりやすい)
一過性前向性健忘、もうろう状態	服用してから寝るまでのことを覚えていない、夜中に目が覚めた時のことを覚えていない
アナフィラキシー	発疹、じんま疹、全身発赤、顔や口・喉や舌の腫れ、咳き込む、ゼーゼー息苦しい

注意点

ゾピクロバン(アモバン)に併用禁忌薬はありません。

ゾピクロバン(アモバン)を服用できない方■ゾピクロバン(アモバン)の成分ゾピクロンに過敏症(アレルギー)の既往歴がある方
■重症の筋無力症の患者さん
■急性狭隅角緑内障の患者さん

また、肺性心、肺気腫、気管支喘息および脳血管障害によって呼吸機能が低下している方は、原則服用できません。
医師の判断によって必要とされれば、慎重に服用を行います。

ゾピクロバン(アモバン)との併用に注意が必要な薬■筋弛緩剤と中枢神経抑制剤
ゾピクロバン(アモバン)との併用によって、次の薬の作用を強めてしまう恐れがあります。

スキサメトニウム塩化物水和物
ツボクラリン塩化物塩酸塩水和物
パンクロニウム臭化物
フルメジン
イソミタール
ラボナ

など
■アルコール
ゾピクロバン(アモバン)とアルコールを併用すると、相互に作用を強めてしまう恐れがあります。
■麻酔
ゾピクロバン(アモバン)と麻酔の併用によって、重い副作用症状である呼吸抑制が現れる恐れがあります。
■薬の代謝酵素であるCYP3A4を誘導する薬
ゾピクロバン(アモバン)の作用を弱めてしまう恐れがあります。