ナプロシン(ナイキサン)
- 医薬品
- ジェネリック
- 内服薬
ナプロシンは非ステロイド系の解熱鎮痛剤で、ナイキサンのジェネリック医薬品です。
鎮痛剤の中でも即効性が高く、炎症を抑え、痛みを和らげてくれます。
ジェネリック医薬品のためお求めやすい価格となっています。
鎮痛剤の中でも即効性が高く、炎症を抑え、痛みを和らげてくれます。
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- 有効成分
- ナプロキセン
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- メーカー
- アブディイブラヒム
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- 適応症
ナプロシン(ナイキサン) 250mg
内容量 | 販売価格 | 1錠単価 | ポイント | 購入する |
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ナプロシン(ナイキサン) 500mg
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ナプロシン(ナイキサン)について詳しく見る
商品詳細
ナプロシン(ナイキサン)は、NSAIDs(非ステロイド性消炎鎮痛剤)に属する解熱鎮痛剤です。炎症を抑えることで熱を下げたり、痛みを和らげる効果を発揮します。
そのため発熱や痛みをともなう、様々な病気に対して使用されており、強い痛みを引き起こすことで有名な痛風発作にも有効性があります。
ナプロシン(ナイキサン)は、NSAIDsの中では即効性や持続力に優れ、十分な解熱・鎮痛作用もある、効果のバランスが良い解熱鎮痛剤です。
ただしあくまでも症状を抑える対症療法であり、病気そのものを治療する薬ではありません。
ナプロシン(ナイキサン)の特徴ナプロシン(ナイキサン)の特徴は、2つあります。
■腫瘍熱にも高い効果を発揮する
■子どもにも使用できる
ナプロシン(ナイキサン)は、「がん」にともなって起こる腫瘍熱に対して効果的な解熱鎮痛剤とされています。
がん治療には時間がかかるため、病気と戦う体力を維持するためにも、腫瘍熱を抑えることは重要です。
また、解熱鎮痛剤の中には子どもへの使用が制限されるものもありますが、ナプロシン(ナイキサン)は2歳以上の子どもに使用することもできます。
ナプロシン(ナイキサン)の効果・効能発熱や痛みといった症状には、「PG(プロスタグランジン)」という物質が関わっています。
PGは体内の様々な器官に存在しており、胃や腎臓などの血流の改善など、人にとっては有益な働きをしています。
しかし過剰に分泌されてしまうと、次のような働きをしてしまいます。
■発痛物質の痛みを強める
■発熱させる
発痛物質とは、例えばケガをした時に、痛みのもととなる物質です。
これに対してPGが作用すると、人は痛みを感じます。
PGには、他にも体温を調節する器官に"体温を上げる"ように命令し、発熱させる作用もあります。
また、炎症が起きた時に発熱や痛みがともなうのは、炎症が起きることで、PGの材料となる「COX-2」や「アラキドン酸」が体内に作られてしまうためです。
PG = COX-2 + アラキドン酸
そこで、ナプロシン(ナイキサン)は、PGの材料となるCOX-2に結合することで、その働きを阻害し、PGが作られることを抑制します。
痛みや発熱の原因となるPGの数を減らすことで、解熱・鎮痛などの作用が働くのです。
服用方法・使用方法
ナプロシン(ナイキサン)の服用方法は、次のようになっています。■定期的に服用する場合
食後に1日300~600mgを2~3回に分けての服用
■痛風発作に使用する場合
1回400~600mgを服用
■ケガ、もしくは手術後等に頓用する場合
1回300mgを服用
尚、年齢や症状によっても適宜増減するとされています。
ナプロシン(ナイキサン)の注意点■慢性疾患に対して服用する場合
関節リウマチ等の慢性疾患に対して服用する場合は、次のことに注意して下さい。
- 長期的に服用する場合は、定期的に臨床検査(尿検査や血液検査等)を行って下さい
- ナプロシン(ナイキサン)以外の療法も検討して下さい
急性疾患に対して服用する場合は、次のことに注意して下さい。
- 炎症や痛み、発熱の程度を踏まえた上で服用して下さい
- 疾患に対しての治療法も行って下さい
次の方は副作用が現れやすいため、用量を減らすなどして慎重に服用して下さい。
- 腎障害のある方
- 高齢者の方
- 小児の方
妊娠中の方が服用した場合、安全性は確認されていません。
治療によるメリットがリスクを上回ると判断された場合にのみ、服用することができます。
また、授乳中の方においても、母乳へと成分が移行するため、服用は避けて下さい。
他に、1歳以下の乳児が服用した場合の安全性も確認されていません。
副作用
ナプロシン(ナイキサン)の副作用として起こりやすいのが、次のような症状になります。- 眠気
- 発疹
- 食欲不振
その他の副作用は、次の通りになります。
過敏症 | 頻度0.1~5%未満 | 発疹、そう痒 |
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頻度不明 | 蕁麻疹 |
皮膚 | 頻度不明 | 光線過敏症 |
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消化器 | 頻度0.1~5%未満 | 胃の不快感や痛み、悪心・嘔吐、食欲不振、下痢、便秘、口内炎 |
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頻度0.1%未満 | 腹部膨張感、口の渇き |
血液 | 頻度0.1%未満 | 血小板機能の低下(出血が止まりにくくなる |
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肝臓 | 頻度0.1%未満 | 黄疸、AST(GOT)・ALT(GPT)の上昇 |
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精神神経系 | 頻度0.1~5%未満 | 眠気 |
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頻度0.1%未満 | 目まい、頭痛、手足のしびれ、耳鳴、聴力の低下 | |
頻度不明 | 痙攣、集中力の低下、見当識障害、不眠症、脱毛 |
その他 | 頻度0.1~5%未満 | むくみ(浮腫) |
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頻度0.1%未満 | 心悸亢進、脱力感、血尿 |
重い副作用症状
ショック | 顔が青白くなる、冷や汗、呼吸がしにくくなる、虚脱、脈拍の低下 |
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PIE症候群 | 発熱、乾いた咳、呼吸困難、発疹、体重の低下、倦怠感 |
皮膚粘膜眼症候群 | 発熱、全身の倦怠感、食欲の低下、紅斑、眼の充血、まぶたの腫れ、眼が開けにくくなる、結膜炎 |
胃腸出血、潰瘍 | 吐血、血便、腹痛、嘔吐 |
再生不良性貧血、溶血性貧血、無顆粒球症、血小板減少 | 頭痛、目まい、動悸、息切れ、倦怠感、発熱、ノドの痛み、皮下出血や鼻血・歯肉出血などが増える |
糸球体腎炎、間質性腎炎、腎乳頭壊死、ネフローゼ症候群、腎不全 | 血尿、浮腫、泡立った尿、倦怠感、体重の増加 |
表皮水疱症、表皮壊死、多形性紅斑 | 水ぶくれ、びらん、発熱、倦怠感、目が充血する |
胃腸穿孔、大腸炎、劇症肝炎、無菌性髄膜炎、血管炎 | 嘔吐、発熱、倦怠感、吐血、食事中や食後の強い痛み、食欲不振、血便、黄疸、視力や聴力の低下 |
注意点
ナプロシン(ナイキサン)の併用禁忌薬は、特にありません。ナプロシン(ナイキサン)を服用できない方■消化性胃潰瘍がある患者さん
■重い血液の異常がある患者さん
■重い肝臓障害がある患者さん
■重い腎臓障害がある患者さん
■重い心機能不全がある患者さん
■重い高血圧症の患者さん
■ナプロシン(ナイキサン)成分ナプロキセンまたは他のNSAIDs(非ステロイド性消炎鎮痛剤)に過敏症(アレルギー)の既往歴がある方
■妊娠の後期にある方
ナプロシン(ナイキサン)との併用に注意が必要な薬■ヒダントイン系の抗てんかん薬
抗てんかん薬の血中濃度が上昇してしまい、作用が強まる恐れがあります。
- アレビアチン、ヒダントール
ナプロシン(ナイキサン)との併用によって、血糖降下作用が強まり低血糖を起こすことがあります。
- アベマイド
- ヘキストラスチノン
- オイグルコン(※リンク先はジェネリック)、ダオニール
抗凝固剤との併用によって、出血のリスクが高まる恐れがあります。
- ワーファリン
- プラザキサ
■抗血小板剤
抗血小板剤との併用によって、出血のリスクが高まる恐れがあります。
- プラビックス
■ベネシッド
ベネシッドとの併用によって、ナプロシン(ナイキサン)の血中濃度が上昇し半減期(薬が効いている時間)が延長されてしまうことがあります。
■リウマトレックス
ナプロシン(ナイキサン)との併用によって、リウマトレックスの血中濃度が上昇し骨髄抑制や腎機能不全などの副作用が強まる恐れがあります。
■高血圧治療薬
ナプロシン(ナイキサン)と高血圧治療薬の併用によって、降圧作用や利尿作用が弱まることがあります。
- β遮断薬
- 利尿剤
- ACE阻害剤
- アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬
■ACE阻害剤
ナプロシン(ナイキサン)との併用によって、腎障害が現れることがあります。
■リチウム製剤
サイキサンとの併用によって、リチウム中毒(振戦(ふるえ)、悪心、嘔吐など)を起こす恐れがあります。
■レトロビル
レトロビルの血中濃度が上昇し、骨髄抑制などの副作用が現れる恐れがあります。
■ニューキノロン系抗菌剤
ナプロシン(ナイキサン)との併用によて、痙攣(けいれん)の発作を強める恐れがあります。
など
■コルベット、ケアラム
ナプロシン(ナイキサン)との併用によって、胃腸障害の発現率が高まる恐れがあります。
■アスピリン製剤
ナプロシン(ナイキサン)との併用によって、アスピリン(※リンク先はジェネリック)の血小板凝集作用を弱めてしまうとの報告があります。