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AGAの原因

AGAの原因について

「朝、起きると枕に抜け毛がパラパラと散らばっている」
「夜、シャワーを浴びながら洗髪するとやたらと指に抜け毛が絡みつく」
「鏡を見てみると、地肌がうっすら透けて見えるような感じがする」
「最近、頭に吹きつける風が冷たく感じられるようになった」

上のような現象が見られたら、疑うべきはAGA(男性型脱毛症)です。
AGAは、さまざまな原因でヘアサイクルに乱れが生じたり、頭皮の環境が悪化したりすることによって髪が抜けてしまうという男性特有の現象です。
年齢を重ねた中年以上の男性だけでなく、特に近年は若年性のAGAも増加しつつあるといわれています。全男性にとって、見過ごしにできない問題になっているのです。

ここでは、その「さまざまな原因」にフォーカスを合わせ、AGAについて解説しています。
原因がわかれば、おのずから対処方法も見えてくるものです。フサフサの髪を取り戻し、さらにはそれを保つために、ぜひチェックしてみてください。

遺伝

「父親がハゲていたから」あるいは、「祖父が…」「曽祖父が…」ということで、「遺伝的なハゲ」を心配している方は少なくないと思います。
そして実際のところ、実は「遺伝」はAGA(男性型脱毛症)の主な原因のひとつであることがわかっています。

そもそも人の遺伝子は、99.9%共通した構造を持っています。
残りの0.1%が不確定要素で、人種の違いをはじめとするそれぞれの「個性」を形づくっています。
そして親から子へ、そしてそのまた子へと0.1%の遺伝情報の一部が伝えられていきます。
AGAをもたらす遺伝子もまた、0.1%の不確定要素の中に含まれています。
現在では、遺伝子検査を行うことである程度、AGAになる可能性があるか否かチェックすることが可能となっています。気になる方は検査してみることをおすすめします。

とはいえ、AGAの遺伝子を持っている人の全員が等しくAGAを発症してしまうわけではありません。
あくまでも「AGAの遺伝子を持っている=AGAになる可能性がある」ということに過ぎない、ともいえます。
日ごろから注意することでAGAになりにくい体づくりを行うことができますし、AGAを発症してしまった場合も、AGAを引き起こす直接的な原因に作用する医薬品を服用するなどして、治療することも可能です。

男性ホルモン(DHT)

「AGAは、その直接的な原因に作用する医薬品を使って治療できる」と『遺伝』の項で解説しましたが、直接的な原因とは、具体的には何を指しているのでしょうか。

それは、ジヒドロテストステロン(DHT)と呼ばれる物質です。
DHTは、男性ホルモンのテストステロンが変化したもの。より強力なホルモン作用を持っています。
男性ホルモンには体毛を濃くする代わりに頭髪を薄くする働きがありますが、DHTはより強力に働きます。

具体的には、頭髪の根もとにある毛乳頭細胞にテストステロンが作用。細胞内で5αリダクターゼという還元酵素と結合することで、DHTに変化します。
DHTは「成長期」「退行期」「休止期」という流れで進んでいくヘアサイクルに影響を及ぼします。
通常であれば頭髪は2~6年間の成長期に長く、太く、強靭に育っていきますが、DHTは成長期を1年未満に縮めてしまいます。髪は短く、細く、弱々しい状態で退行期を迎えて成長をストップさせ、やがて休止期に入って活動を停止し、すぐに抜けてしまうことになります。

AGAは、このようにして進行します。
AGAの遺伝子を持っている人はよりDHTの働きが活発になりやすいと考えられます。

ただし、最初に書いたようにAGAは治療することができます。
テストステロンがDHTに変化することを抑制する働きがある医薬品 があるのです。
フィナステリドを含有するプロペシア、デュタステリドを含有するザガーロといった有効成分を含有する医薬品を服用すると、それらの有効成分が5αリダクターゼを阻害、DHTの生成を防ぎます。

ストレス

栄養ドリンクを片手に激務に耐えるサラリーマン、人間関係や将来の不安に悩まされる思春期の若者たちの間では、しばしば「ストレスがたまってハゲそう」という言葉が交わされることがありますが、実際のところ、そのようなことはあるのでしょうか。

結果からいえば、確かにストレスをためすぎることで脱毛症を発症するケースはあります。
たとえば、別名「10円ハゲ」とも呼ばれる「円形脱毛症」は典型的なストレスによる脱毛症です。ただし、円形脱毛症の場合はストレスのもとがなくなれば自然に回復していきます。

一方、ストレスによってAGA(男性型脱毛症)がより深刻化してしまうこともあります。
ストレスは、頭皮の血行状態を著しく悪化させることが判明しています。
AGAになると髪の成長期が極端に短くなってすぐに抜けてしまうようになりますが、頭皮の血行状態が悪化することで髪に十分な量の栄養が行きわたらなくなり、より髪の成長が妨げられてしまうという現象が起こります。
つまり、ストレスをためることで「AGAになりかけ」の状態から一気に「深刻なAGA」へと悪化してしまうのです。そのため、普段からなるべくストレスをためないような生活を心がけることが大切であるといえるでしょう。

ストレス解消法が見つからない場合は、抗ストレスサプリなどを利用してストレスを軽減させるのもオススメです。

生活習慣

『ストレス』の項では、「普段の生活の中でストレスをためないよう心がけることが大切」と紹介しましたが、普段の生活の中で気をつけるべきなのはストレスだけではありません。
朝、目が覚めてから夜、眠るまでに行うさまざまな生活習慣にも注意する必要があります。

食生活の内容や飲酒・喫煙の有無、睡眠の質や運動…さまざまな生活習慣が、AGAと少なからず関係を持っていると考えられています。

しかし、具体的にはそれぞれAGAとどんな関係があるというのでしょうか。
ここでは、それぞれの項目ごとにまとめてみたいと思います。

喫煙

肺がんや脳梗塞、心筋梗塞など生命に直結する病気のリスクが飛躍的に高まるとされる喫煙習慣。
臭いもつくし、料金はどんどん上がっていくし…いろんな意味で害しかない存在であるわけですが、ここでもうひとつ、「AGAの原因になり得る」というデメリットを紹介しましょう。

AGAの直接的な原因については、『男性ホルモン(DHT)』の項で述べた通り、DHTというテストステロンの“変異体”によるもの。
しかし喫煙は、そのような原因で発症するAGAを悪化させることが判明しています。
具体的には、喫煙によって体内の毛細血管が収縮することが問題です。
頭皮には無数の毛細血管が張り巡らされて毛根に栄養を運んでいますが、血管が収縮することで血液量が減り、栄養量が減ってしまいます。
そのことにより、DHTによって成長期が極端に短くなってしまった毛髪が、さらに栄養不良によって成長が止まってしまうことになるのです。
タバコは「百害あって一利なし」といわれますが、髪のためにもやめたほうがよい、といえそうです。

ただし、喫煙する方は、ほとんどがニコチン依存症となっていて、ご自分の力で禁煙するのは難しいとされています。そのような場合は、チャンピックスなどの禁煙治療薬などを利用して、早めに禁煙するようにしましょう。

飲酒

タバコが「百害あって一利なし」といわれるのに対して、お酒は「百薬の長」といわれることがあります。
適度なアルコールは、心身の緊張をほぐし、血行を促進させる効果があります。そういう意味では、まさしく体にとって良いものであるわけですが、飲酒が過剰になるとさまざまな不具合をもたらします。
AGAを深刻化させる、というのも“不具合”のひとつです。

体内に入ったアルコールは肝臓で分解されますが、このとき、肝臓ではアミノ酸が消費されます。
アミノ酸は体の健康を整えるさまざまな働きをしますが、毛髪の“材料”のひとつでもあります。
アミノ酸から構成されるケラチンという物質が、毛髪を形づくっているのです。
アルコールの分解に大量のアミノ酸が消費されると、当然ながら毛髪を構成するケラチンを十分に作ることができなくなります。結果的に、AGAの発症によって細く短く弱々しくなってしまった毛髪がさらに頼りないものになり、抜けやすくなってしまうわけです。
過度な飲酒は控えることが大切であるといえるでしょう。

睡眠不足

人には、生命維持・子孫繁栄のための「食欲」「性欲」そして「睡眠欲」という“三大欲求”が備わっています。前の2つに比べれば直接的には影響がない(徹夜しても死なない)と思われがちですが、睡眠は人の健康にとって欠かすことのできないものです。

研究の結果、人体は起きている間に受けたさまざまなダメージを睡眠中に回復させ、さらには成長ホルモンを分泌してより頑強な心身を作るという作業を行っていることが判明しています。
特に夜の10時から日付が変わって午前2時の間に、最も多くの成長ホルモンを分泌しているといわれています。逆にいえば、徹夜をしたり夜更かしをしたりすることは、十分な成長ホルモンの分泌を妨げることであるといえます。
成長ホルモンの中には頭皮の環境を正常化し、毛髪の成長を促す働きもあるので、当然ながらAGAを発症しているときに睡眠不足になると症状が悪化してしまうということになります。
AGAの悪化を防ぐには、規則正しくしっかり睡眠時間を取ることが必要といえるでしょう。

最近は、「なかなか寝付けない」など、不眠症に悩む方が増加していると言われています。不眠症でお悩みの方は、睡眠薬を利用して不眠症を改善するようにしましょう。1錠飲むだけで、20分程度で寝付くことができるようになります。

運動不足

AGAが発症する直接的な原因はDHTと呼ばれる物質の働きですが、運動不足によってその症状がより深刻化することが考えられます。日常的にあまり歩かない人、休日は家でゴロゴロしていることが多い人は特に注意が必要といえるでしょう。

運動不足がAGAを深刻化させるメカニズムは、簡単にいえば「頭皮の血行不良を進行させる」ということにあります。血液のめぐりが悪くなり、毛髪に運ばれる栄養の量が減少することで髪がより育ちにくくなり、抜けやすくなるということです。

たとえば、運動不足によって心臓や肺の機能はどんどん衰えていきます。日ごろまったく運動をしない人が急に走ったりすると激しい息切れや動悸に悩まされてしまうのは、そのようなことがあるからです。
ところで、特に心臓の機能が低下することは大きな問題です。
心臓は体内に栄養たっぷりの新鮮な血液を送り出すポンプの役割を果たしていますが、その機能が低下すると、当然ながら体内をめぐる血液の量は減少します。頭皮に送り込まれる血液の量も減少し、結果的に毛髪が育たず、AGAが深刻化する…ということになるわけです。

食生活

食生活が、頭皮や毛髪の状態を左右することがあります。
食事は「美味しいものを食べて満足感を味わう」だけでなく、「体に必要な栄養素を取り込む」ための行為でもあるわけですが、特に頭皮や毛髪の状態を正常に保つためにはタンパク質、アミノ酸、ミネラル、ビタミンといった栄養素をバランスよく摂取する必要があります。
逆にいえば、それらの栄養素をバランスよく摂取できないような食事を日常的にとっている場合、AGAを悪化させることにつながってしまうわけです。
たとえば、ジャンクフードやコンビニ弁当で三食すませることが多いという人は、食生活を見直して野菜や大豆食品なども適度に摂取することが必要といえます。

間違ったシャンプーの仕方

お風呂でシャンプーを使って頭を洗う、この方法を間違えるとAGAを悪化させることにつながります。
たとえば、シャンプーを直接髪の毛に塗りつけ、爪を立ててゴシゴシ頭皮をこすり、ざっと流して終了…というシャンプーは、毛髪や頭皮を徹底的に痛めつける行為に他なりません。

シャンプーは、手に取ってしっかり泡立ててから髪につける必要があります。
直接毛髪に塗りつけると、多大なダメージをもたらしてしまいます。また、爪を立てて頭皮をこすると、頭皮にダメージをもたらします。
しっかり流さずに終了してしまうというのも問題です。髪にシャンプーの成分が残り、長い時間をかけて毛髪や頭皮にダメージをもたらします。

以上のように、髪を洗うときはまずしっかり泡立てること、そして爪を立てずに指の腹で優しく頭皮を撫でるように洗うこと、またシャンプーが残らないようにしっかり洗い落とすことが大切であるといえます。

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