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リノラル(プロセキソール)について詳しく見る
商品詳細
リノラル(プロセキソール)とは、女性ホルモンである「卵胞ホルモン」を補う代表的な卵胞ホルモン薬になります。- 更年期障害
- 月経不順
- PMS
- 子宮内膜症
また、末期乳癌の治療や、男性ホルモンの影響による前立腺がんの肥大を抑える目的に処方されることや、ニューハーフやGID(性同一性障害)の方が身体を女性化させるために服用することもあります。
リノラル(プロセキソール)の効果・効能女性にとって、女性ホルモンのはたらきはとても重要です。
更年期障害などは、からだの中で女性ホルモンが急激に少なくなることによって起こります。
他にも月経不順など、女性特有の病気のほとんどに女性ホルモンのはたらきが関係しています。
こうした女性ホルモン不足補ってくれるのが、エストロゲンの中で最も強い整理化成を持つホルモンで、エストラジオールの前駆体であるエチニルエストラジオールを成分としたリノラル(プロセキソール)になります。
子宮や卵巣、膣、乳腺、性中枢などにあるエストロゲンレセプター(受容体)に作用することで、不足した女性ホルモンを補い、更年期障害などの症状を改善します。
服用方法・使用方法
リノラル(プロセキソール)の服用方法は、次のようになります。1回1~2錠を1日3回の服用
ただし、年齢や症状によって用量は適宜増減します。
リノラル(プロセキソール)の注意点■服用前に検査を受ける
リノラル(プロセキソール)服用の前に、病院で病歴や家族素因などの問診を受けるようにして下さい。
また、乳房の検査や子宮内膜の検査なども行い、服用期間中は定期的に検査を受けるようにして下さい。
副作用
リノラル(プロセキソール)の副作用は、次の通りになります。過敏症 | 頻度不明 | 発疹 |
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肝臓 | 頻度不明 | 黄疸、肝機能異常 |
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循環器 | 頻度不明 | 血圧の上昇 |
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精神神経 | 頻度不明 | 精神障害の再発 |
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電解質代謝 | 頻度不明 | 大量に継続服用した場合、高カルシウム血症、ナトリウムや体液の貯留 |
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子宮 | 頻度不明 | 不正出血、経血量の変化、下腹部痛 |
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乳房 | 頻度不明 | 乳房緊満感、乳房痛 |
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消化器 | 頻度不明 | 悪心、嘔吐、下痢、食欲不振、胃痛、腹痛 |
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その他 | 頻度不明 | 頭痛、めまい、倦怠感、陰萎 |
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※赤文字の症状が現れた場合、リノラル(プロセキソール)の服用を中止するようにして下さい。
重い副作用症状
血栓症 | 下肢の疼痛(とうつう)・むくみ(浮腫)、突然の呼吸困難、息切れ、胸の痛み、中枢神経症状(めまいや意識障害、四肢麻痺など)、急性視力障害 |
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心不全、狭心症 | 胸の痛み・違和感・圧迫感、冷汗、締め付けられるような胸への痛み、息苦しい、むくみ、体重の増加 |
注意点
リノラル(プロセキソール)の併用禁忌薬は、次のようになります。併用禁止■ヴィキラックス
リノラル(プロセキソール)の成分エチニルエストラジオールを含んだ避妊薬を併用した際に、ALT(GPT)上昇(肝機能障害)が高い頻度で認められています。
ヴィキラックスの服用終了から2週間が経過すればリノラル(プロセキソール)の服用が可能となります。
リノラル(プロセキソール)を服用できない方■エストロゲン依存性悪性腫瘍の患者さんまたはその疑いがある方
■治療していない子宮内膜増殖症の患者さん
■血栓性静脈炎、肺塞栓症またはその既往歴がある方
■ヴィキラックスを服用中の方
リノラル(プロセキソール)との併用に注意が必要な薬■薬の作用を強める恐れがある薬
リノラル(プロセキソール)との併用によって、以下の薬の作用が強まる恐れがあります。
■リノラル(プロセキソール)の作用を弱め、不正出血のリスクを高める薬
以下の薬がリノラル(プロセキソール)の代謝を促進してしまい、作用が弱まる恐れがあります。
また同時に、不正出血のリスクを高める恐れがあります。
- リファジン
- バルビツール酸系製剤 … フェノバールなど
- ヒダントイン系製剤 … フェニトインナトリウムなど
- テグレトール(※リンク先はジェネリック)
- トラクリア
- モディオダール
- トピナ(※リンク先はジェネリック)
リノラル(プロセキソール)の作用を弱めることや、不正出血のリスクが高まる恐れがあります。
- アクロマイシン
- ビクシリン
ラミシールと黄体ホルモンや卵胞ホルモンを配合した薬との併用によって、月経異常が現れたとの報告があります。
■Gn-RH誘導体
Gn-RH誘導体の作用を弱める恐れがあります。
- スプレキュア
■糖尿病治療薬
糖尿病治療薬の血糖降下作用が弱まる恐れがあります。
- インスリン製剤
- スルホニル尿素薬(SU薬)
- スルフォンアミド系製剤
- ビグアナイド系製剤
■薬の血中濃度が低下する薬
リノラル(プロセキソール)との併用によって、以下の薬の血中濃度が低下する恐れがあります。
- ラミクタール
- モルヒネ
- サリチル酸
リノラル(プロセキソール)の作用が弱まる恐れがあります。
■HIVプロテアーゼ阻害剤
リノラル(プロセキソール)の作用が弱まる恐れがあります。
- ビラセプト
- ノービア
- プリジスタ
- レクシヴァ(ノービア併用時)
- カレトラ
- ビラミューン
■HIVプロテアーゼ阻害剤
リノラル(プロセキソール)の血中濃度を上昇させる恐れがあります。
- レイアタッツ
- クリキシバン
リノラル(プロセキソール)の血中濃度を上昇させる恐れがあります。
■ジフルカン
ジフルカン(※リンク先はジェネリック)との併用によって、リノラル(プロセキソール)の血中濃度が上昇する恐れがあります。
■ブイフェンド
リノラル(プロセキソール)とブイフェンド、両方の血中濃度が上昇する恐れがあります。
■カロナール
リノラル(プロセキソール)の血中濃度が上昇する恐れがあります。
また、カロナールの血中濃度は低下する恐れがあります。
■セイヨウオトギリソウを含んだ食品
リノラル(プロセキソール)の効果を弱め不正出血のリスクを高める恐れがあります。