アカミン(ミノマイシン)
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アカミンはクラミジアや淋病など性感染症の治療に使われている抗生物質です。
ミノマイシンのジェネリック医薬品で、テトラサイクリン系に分類されています。
ジェネリックのためお求めやすい価格となっています。
ミノマイシンのジェネリック医薬品で、テトラサイクリン系に分類されています。
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- 有効成分
- ミノサイクリン塩酸塩
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- メーカー
- マイラン
アカミン(ミノマイシン) 50mg
内容量 | 販売価格 | 1錠単価 | ポイント | 購入する |
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商品詳細
アカミン(ミノマイシン)とは、ミノマイシンという抗生物質のジェネリック医薬品です。"テトラサイクリン系抗菌薬"と呼ばれる種類の薬で、人に感染して悪さをする細菌の働きを抑えてくれます。
クラミジアや淋病のような性感染症、扁桃炎や咽頭炎など細菌が原因で起こる様々な感染症にアカミン(ミノマイシン)は有効です。
またアカミン(ミノマイシン)は、ニキビ治療薬としてもよく用いられます。
アカミン(ミノマイシン)の特徴
アカミン(ミノマイシン)には、次のような特徴があります。
■優れた抗菌力
■ニキビ治療に用いられる
■耐性菌が生まれやすい
アカミン(ミノマイシン)は、幅広い細菌に有効な抗生物質です。
しかも服用すると成分が肝臓や腎臓、肺など全身の臓器に移行するため、細菌の感染による様々な病気の治療が可能となります。
また「日本皮膚科学会」ではニキビ治療においてのアカミン(ミノマイシン)の服用を強く推奨していて、皮膚科の領域で使われることも少なくありません。
ですがアカミン(ミノマイシン)は耐性菌(抗生物質が効かない細菌)が作られやすいこともあり、服用しても効かない場合もあります。
服用の際は、薬が効いているかどうかを確かめるようにしましょう。
アカミン(ミノマイシン)の効果・効能
細菌による感染症を治療するには、からだに感染した細菌を退治しなくてはなりません。
からだには、体内に侵入した異物(細菌やウイルスなど)を攻撃する"免疫機能"がありますが、抗生物質はこの免疫機能をサポートするために飲む薬です。
細菌がからだに入り込むと分裂を繰り返し、大量に増殖することで病気を引き起こします。
ですが分裂をする時には、新しく作られる細胞の原料となる"タンパク質"が無くてはなりません。
細胞の分裂のために必要なタンパク質は、"リボソーム"という器官から作られます。
そこでアカミン(ミノマイシン)には、このリボソームの働きを阻害する作用があります。
するとタンパク質が作られなくなるため細菌は分裂できず、増殖を抑えることが可能になります。
ちなみにリボソームは人のからだにもありますが、人と細菌ではリボソームの形が異なります。
そしてアカミン(ミノマイシン)はこの違いを見極め、細菌のリボソームだけを阻害するのです。
服用方法・使用方法
アカミン(ミノマイシン)の服用方法は、次のようになります。初回は100~200mgとし、その後12時間あるい24時間ごとに100mgを服用
なお患者さんの年齢や体重、症状などに応じて適宜増減します。
アカミン(ミノマイシン)の注意点
■車の運転などは控えること
アカミン(ミノマイシン)の服用によりめまい感が現れることがあります。
服用中の患者さんは自動車の運転など危険をともなう機械の操作、また高所での作業などは控えるようにしてください。
副作用
アカミン(ミノマイシン)による副作用症状は、次のとおりです。過敏症 | 頻度0.1~5%未満 | 発疹 |
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頻度0.1%未満 | 発熱、浮腫(四肢、顔面) | |
頻度不明 | 蕁麻疹 |
皮膚 | 頻度0.1%未満 | 色素沈着(皮膚・爪・粘膜) |
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頻度不明 | 光線過敏症、急性熱性好中球性皮膚症 |
精神神経系 | 頻度0.1~5%未満 | めまい感、頭痛 |
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頻度0.1%未満 | しびれ感 |
肝臓 | 頻度0.1%未満 | AST(GOT)、ALT(GPT)の上昇など肝機能検査値異常 |
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頻度不明 | 黄疸 |
消化器 | 頻度0.1~5%未満 | 腹痛、悪心、食欲不振、胃腸障害、嘔吐、下痢、舌炎 |
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頻度0.1%未満 | 便秘、口内炎、味覚異常 | |
頻度不明 | 肛門周囲炎、歯牙着色 |
血液 | 頻度不明 | 好酸球増多 |
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腎臓 | 頻度0.1%未満 | BUN上昇 |
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菌交代症 | 頻度不明 | 菌交代症に基づく新しい感染症 |
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ビタミン欠乏症 | 頻度不明 | ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症、出血傾向など)、ビタミンB群欠乏症状(舌炎、口内炎、欲不振、神経炎など) |
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頭蓋内圧上昇 | 頻度不明 | 頭蓋内圧上昇にともなう症状(嘔吐、頭痛、複視、うっ血乳頭、大泉門膨隆など) |
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感覚器 | 頻度不明 | 耳鳴、聴覚障害 |
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その他 | 頻度0.1~5%未満 | けん怠感 |
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頻度不明 | 関節痛 |
※赤文字の症状が現れた場合アカミン(ミノマイシン)の服用を中止してください。
重い副作用症状
ショック、アナフィラキシー | じんましん、かゆみ、皮膚の赤み、まぶたや口などの腫れ、息切れ、せき、ゼーゼー・ヒューヒューした呼吸音、失神 |
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全身性紅斑性狼瘡(SLE)様症状の増悪 | 発熱、全身のだるさ、食欲不振、手指の腫れ、関節炎、頬に蝶の形をした紅斑、口内炎、日光過敏症紫外線にあたると発疹や水ぶくれ) |
結節性多発動脈炎、顕微鏡的多発血管炎 | 発熱、体重の減少、関節痛、紫斑、紅斑 |
自己免疫性肝炎 | けん怠感、食欲不振、皮膚が黄色くなる、ふくらはぎのむくみ、吐血 |
中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑、剥脱性皮膚炎 | 高熱、ノドの痛み、全身のけん怠感、食欲の低下、全身に紅斑・水ぶくれ・びらん、眼の充血、目やに |
薬剤性過敏症症候群 | 発熱、かゆみをともなう紅斑、リンパの腫れ |
血液障害 | 発熱、ノドの痛み、感染症にかかりやすくなる、貧血 |
重篤な肝機能障害 | 発熱、筋肉痛、全身がだるい、食欲不振、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる、コーラ色の尿など) |
急性腎不全、間質性腎炎 | 尿が少なくなる・出なくなる、むくみ、夜にトイレの回数が増える、だるい、かゆみ |
呼吸困難、間質性肺炎、PIE症候群 | 息切れ、乾いたせき、発熱 |
膵炎 | 腹痛(上腹部の激痛が多い)、吐き気・嘔吐、発熱、食欲の低下 |
けいれん、意識障害などの精神神経障害 | けいれん、意識がはっきりとしない |
出血性腸炎、偽膜性大腸炎 | 頻繁な下痢、粘り気のある便、腹痛、お腹が張る、発熱、吐き気 |
注意点
アカミン(ミノマイシン)との併用禁忌薬はありません。アカミン(ミノマイシン)を服用できない方
■テトラサイクリン系薬剤に対し過敏症(アレルギー)の既往歴のある患者さん
アカミン(ミノマイシン)との併用に注意が必要な薬
■カルシウム、マグネシウム、アルミニウム、ランタンまたは鉄剤
牛乳などカルシウムを含むものによりアカミン(ミノマイシン)の吸収が低下し、効果が弱まる恐れがあります。
両者の服用間隔を2~4時間は空けるようにしてください。
■抗凝血剤
併用により血漿プロトロンビン活性を抑制することがあります。
- ワーファリン
■スルホニル尿素系血糖下降薬
併用により血糖降下作用が強まることがあります。
■リウマトレックス/メトレート
併用によりリウマトレックス/メトレートの作用が強まることがあります。
■フォトフリン
併用により光線過敏症を起こす恐れがあります。
直射日光、集中光などを避けるようにしてください。
■ジゴシン
アカミン(ミノマイシン)がジゴシンの作用を強め、中毒症状が現れることがあります。
併用する時はジゴシンの中毒症状に注意してください。
■黄体・卵胞ホルモン剤
併用により黄体・卵胞ホルモン剤の効果が弱まり、また不正性器出血が現れやすくなる恐れがあります。■ビタミンA製剤、レチノイド製剤(外用薬を除く)
併用により頭蓋内圧上昇が現れることがあります。
- ビタミンA
- レチノールパルミチン酸エステル
- エトレチナート
- トレチノイン