ロスマック(クレストール)
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ロスマックはクレストールのジェネリック。クレストール1錠あたりに対し安価で購入できます。悪玉コレステロールを減らして善玉コレステロールを増やし、中性脂肪を下げる効き目の強い脂質異常症治療薬です。
ロスマックはクレストールのジェネリック。クレストール1錠あたりに対し安価で購入できます。悪玉コレステロールを減らして善玉コレステロールを増やし、中性脂肪を下げる効き目の強い脂質異常症治療薬です。
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- 有効成分
- ロスバスタチンカルシウム
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- メーカー
- マクレオーズ
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- 適応症
ロスマック(クレストール) 5mg
内容量 | 販売価格 | 1錠単価 | ポイント | 購入する |
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50錠 | 4,100円 |
1錠あたり 82円 |
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100錠 | 7,350円 |
1錠あたり 73円 |
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商品詳細
ロスマック(クレストール)とは、2005年より販売されている脂質異常症治療薬になります。脂質異常症(高脂血症)は生活習慣病の1つになり、悪玉コレステロールや中性脂肪が必要以上に増えることや善玉コレステロールが少なくなることで発症します。
ロスマック(クレストール)は肝臓でコレステロールがつくられるのを抑えることで、血液中のコレステロールを減らす効果が期待できます。
ロスマック(クレストール)の特徴
ロスマック(クレストール)の特徴は、次のようになります。
■効き目が強い
■悪玉コレステロールを減らす効果に優れる
ロスマック(クレストール)はHMG-CoA還元酵素阻害薬(スタチン系)に含まれる薬です。
この系統の中でも強力な作用があることから"ストロングスタチン"と呼ばれることもあります。
スタチン系の薬にはリピトールという薬もありますが、これよりも作用が強いことから注目されています。
また悪玉コレステロールを下げる作用は強力で、他にも善玉コレステロールを増やしたり、中性脂肪の下げる作用も期待できます。
これらの特徴からロスマック(クレストール)は、世界的にも脂質異常症に対してもっとも処方されているスタチン系の薬となっています。
ロスマック(クレストール)の効果・効能
脂質異常症の"脂質"は、簡単に言い換えれば油のことです。
コレステロールや中性脂肪なども合わせて脂質と表現されます。
中でもコレステロールは人のからだにとって、とても重要な栄養素となっています。
しかし、重要な栄養素であるコレステロールの値が異常値を示すようになってしまうと脂質異常症(高脂血症)を発症します。
コレステロールは、その多くがからだの中(肝臓)でつくられています。
つまり、コレステロールがつくられる過程を抑えることでコレステロール値を下げることができます。
肝臓の中でコレステロールをつくっているのが"HMG-CoA還元酵素"です。
HMG-CoA還元酵素の役割 ・・・ コレステロールをつくる速度を決める
つまり、この酵素のはたらきの良し悪しによってコレステロールがつくられる量が決まってきます。
酵素が活発にはたらく → コレステロールはたくさんつくられる
酵素のはたらきを抑える → コレステロールはあまりつくられない
ロスマック(クレストール)には、肝臓ではたらくHMG-CoA還元酵素を阻害する作用があります。
なので、コレステロールがつくられるのを抑えることができます。
これにより、コレステロール値を下げる効果を期待することができます。
服用方法・使用方法
ロスマック(クレストール)の服用方法は、次のようになります。1日1回2.5mgから服用を開始
しかし、早期に悪玉コレステロールの値を下げる必要がある方は、5mgから服用を開始してもよいとされています。
また、服用開始後あるいは増量後に効果が不十分な場合、漸次10mgまで増量が可能となっています。
10mgでも悪玉コレステロールの値の下がりが不十分で、家族性高コレステロール血症の患者さんや重症化している方に限り1日最大20mgまで服用が可能です。
ロスマック(クレストール)の注意点
■あらかじめ他の治療方法も行う
あらかじめ基本療法である食事療法を行い、さらに運動療法や高血圧、喫煙などの虚血性心疾患のリスクの軽減なども考慮してください。
■服用中の定期的な検査
服用中は、血中コレステロール値を定期的に検査し、治療の効果が認められない場合には服用は中止してください。
■重い副作用に注意
近位筋脱力、CK(CPK)高値、炎症がない筋繊維の壊死、抗HMG-CoA還元酵素抗体陽性などを特徴とした免疫介在性壊死性ミオパチーが現れ、服用中止後も症状が持続する例が報告されています。
様態の変化には十分注意し、不安なことがあれば医師に相談するようにしてください。
■服用期間
服用期間は、次のようになります。
服用開始または増量後 ・・・ 12週間が原則
また月に1回、それ以降は半年に1回を目安に肝機能検査を受けるようにしてください。
副作用
ロスマック(クレストール)の副作用は、次の通りです。皮膚 | 頻度0.1~2%未満 | そう痒症、発疹、蕁麻疹 |
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消化器 | 頻度0.1~2%未満 | 腹痛、便秘、吐き気、下痢 |
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頻度0.1%未満 | 膵炎、口内炎 |
筋骨格 | 頻度2~5%未満 | CK(CPK)の上昇 |
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頻度0.1~2%未満 | 無力症、筋肉痛、関節痛 | |
頻度0.1%未満 | 筋痙攣 |
精神神経 | 頻度0.1~2%未満 | 頭痛、浮動性めまい |
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頻度0.1%未満 | 健忘、睡眠障害(不眠や悪夢など)、抑うつ |
内分泌 | 頻度不明 | 女性化乳房 |
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代謝異常 | 頻度0.1%未満 | Hb(ヘモグロビン)A1cの上昇、血糖値の上昇 |
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肝臓 | 頻度2~5% | 肝機能異常(AST(GOT)、ALT(GPT)の上昇 |
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腎臓 | 頻度0.1~2%未満 | 蛋白尿、腎機能異常(BUNの上昇、血清クレアチニンの上昇) |
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※赤文字の症状が現れた場合、服用は中止してください。
重い副作用症状
横紋筋融解症 | 手足のしびれ・脱力感、歩行困難、筋肉痛、赤褐色の尿 |
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ミオパチー | 筋力の低下、歩くのが困難になる、階段の登り降りができない、筋肉痛、疲労感、体重の減少、呼吸困難 |
免疫介在性壊死性ミオパチー | 筋力の低下、筋肉痛、呼吸が苦しい、まぶたの腫れ・紅斑、食べ物を飲み込めない |
肝炎、肝機能障害、黄疸 | 皮膚や白目が黄色くなる、発熱、だるい、皮膚のかゆみ、食欲の低下、尿の色が濃くなる |
血小板減少 | 内出血、鼻血、歯磨きの時に血が出る、血便・血尿 |
過敏症状 | じんましん、かゆみ、顔の腫れ、息切れ、せき、ゼーゼー・ヒューヒューとした呼吸音 |
間質性肺炎 | 発熱、せき、息苦しい |
末梢神経障害 | 四肢の感覚がにぶくなる・しびれる、疼痛、筋力の低下 |
多形紅斑 | 顔や手足などに紅斑、口内炎、水ぶくれ、痛み、かゆみ、ひりひり感 |
注意点
ロスマック(クレストール)との併用禁忌薬は、次のようになります。併用禁止
■サンデュミン・ネオラール(シクロスポリン)など
シクロスポリンを投与されている心臓移植患者さんが併用した時に、血中濃度に影響はありませんでした。
しかし、ロスマック(クレストール)の24時間の※AUCが健康成人男性に単独で繰り返し服用した時の約7倍に上昇したとの報告があります。
※AUCとは、薬が「どのくらいの濃度」「どのくらいの時間」「からだの中で作用を発揮」したのかを表す面積グラフ。
原則併用禁止
■フィブラート系の薬
急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症が現れやすいことがわかっています。
- 筋肉痛
- 脱力感
- CK(CPK)の上昇
- 血中および尿中ミオグロビンの上昇
- 血清クレアチニンの上昇
ロスマック(クレストール)との併用に注意が必要な薬
■急激な腎障害による横紋筋融解症を起こしやすい薬
HMG-CoA還元酵素阻害剤との併用により、腎機能悪化に伴う横紋筋融解症が現れやすいとされます。
■クマリン系の抗凝血剤
併用により抗凝血剤の作用を強めることがあります。
- ワーファリン
ロスマック(クレストール)の血中濃度が約50%低下することが報告されています。
- 水酸化マグネシウム・水酸化アルミニウム
エイズ治療薬との併用でロスマック(クレストール)のAUCやCmax(最高血中濃度)の上昇が報告されています。
カレトラとの併用 ・・・ AUCが約2倍、Cmaxが約5倍
レイアタッツとノービアとの併用 ・・・ AUCが約3倍、Cmaxが約7倍
プリジスタとノービアとの併用 ・・・ AUCが約1.5倍、Cmaxが約2.4倍
- カレトラ
- レイアタッツ/ノービア
- プリジスタ/ノービア
併用により血中濃度が上昇したとの報告があります。
- ダクルインザ
- スンベプラ
- ジメンシー配合錠
ロスマック(クレストール)のAUCが3.8倍、Cmaxが4.6倍に上昇したとの報告があります。
■レボレード
ロスマック(クレストール)のAUCが約1.6倍に上昇したとの報告があります。
AUCやCmaxなどが上昇すると副作用のリスクが高まるので、併用には十分注意してください。