イスタメット
- 医薬品
- ジェネリック
- 内服薬
イスタメットはⅡ型糖尿病治療薬。インスリンの分泌を促す物質の分解を防ぐことでインスリンの分泌を促し血糖値を下げます。さらに肝臓で行われる糖新生を抑制する働きによって血糖値の上昇を抑制します。
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- 有効成分
- シタグリプチン、メトホルミン塩酸塩
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- メーカー
- サンファーマ
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- 適応症
イスタメット 50mg/500mg
内容量 | 販売価格 | 1錠単価 | ポイント | 購入する |
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30錠 | 5,400円 |
1錠あたり 180円 |
162pt獲得 | 売り切れ |
60錠 | 9,720円 |
1錠あたり 162円 |
291pt獲得 | 売り切れ |
イスタメット 50mg/1000mg
内容量 | 販売価格 | 1錠単価 | ポイント | 購入する |
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30錠 | 6,300円 |
1錠あたり 210円 |
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60錠 | 11,340円 |
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イスタメットについて詳しく見る
商品詳細
イスタメットは2型糖尿病治療薬のひとつです。有効成分としてシタグリプチンとメトホルミンを配合した2型糖尿病治療薬としてサンファーマ社が開発しました。
イスタメットの特徴
製造元のサンファーマ社はインドのムンバイに本社を置く製薬会社で、ジェネリック医薬品の分野で世界第4位の製薬会社です。
イスタメットは2型糖尿病に効果のあるシタグリプチンとメトホルミンを配合している特徴があります。
イスタメットの効果・効能
糖尿病は血糖値を下げるはたらきのあるインスリンの分泌がされないもしくは分泌が低い状態です。
インスリンの分泌を促すインクレチンという物質は、血糖が高いときにしか働かないので糖尿病治療に非常に有意です。
しかしインクレチンはDPP-4という酵素によってわずか数分で分解されてしまいます。
イスタメットに含まれるシタグリプチンは、DPP-4のはたらきを阻害してインクレチンの分解を防いで作用時間を長くすることでインスリンの分泌を促進し、血糖値を下げるはたらきがあります。
イスタメットに含まれるもう一つの有効成分のメトホルミンは、肝臓での糖新生を抑制するはたらきがあり、血糖値の上昇抑制に効果があります。
有効成分
イスタメットには有効成分としてシタグリプチンとメトホルミンが配合されています。
シタグリプチンは糖尿病治療薬のグラクティブ、ジャヌビアとして処方されています。
メトホルミンは糖尿病治療薬のメトホルミン塩酸塩錠として処方されています。
服用方法・使用方法
イスタメットの服用方法は、1日1回1錠を目安に服用してください。ただし症状によって増減されるので医師にご相談ください。
イスタメットの注意点
毎日決まった時間に服用してください。
飲み忘れに気付いた際は、すぐに服用してください。ただし次の服用タイミングが近いときは服用しないでください。
2回分を一度に服用しないでください。効果が増強されたりはしません。
イスタメットは日本で適応がないので用法用量、服用期間は必ず医師にご相談ください。
副作用
主な副作用には以下が報告されています。低血糖(強い空腹感、だるさ、冷や汗、顔面蒼白、動悸、頭痛、悪心、吐き気、目のかすみ、集中力の低下、意識障害、けいれん、昏睡)
消化器異常(便秘、空腹、腹部膨満)
頻度不明の重大な副作用には以下が報告されています。
乳酸アシドーシス、アナフィラキシー反応、皮膚粘膜眼症候群、剥脱性皮膚炎、肝機能障害、黄疸、急性腎不全、急性膵炎、間質性肺炎、腸閉塞、横紋筋融解症、血小板減少、類天疱瘡
注意点
併用禁忌薬は報告されていません。イスタメットを服用できない方
■シタグリプチンとメトホルミン又はビグアナイド系薬剤に過敏症(アレルギー)の既往歴がある方
■重症ケトーシス、糖尿病性昏睡又は前昏睡、1型糖尿病の方
■重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある方
■中等度以上の腎機能障害の方
■透析患者の方
■重度の肝機能障害の方
■ショック、心不全、心筋梗塞、肺塞栓等心血管系、肺機能に高度の障害のある患者及びその他の低酸素血症を伴いやすい状態の方
■過度のアルコール摂取者の方
■脱水症、脱水状態が懸念される下痢、嘔吐等の胃腸障害のある方
■栄養不良状態、飢餓状態、衰弱状態、脳下垂体機能不全又は副腎機能不全の方
■妊婦又は妊娠している可能性のある女性方
イスタメットとの併用に注意が必要な薬
- 糖尿病用薬 … 併用すると、低血糖症が発現する場合があります。
- インスリン製剤
- スルホニルウレア剤
- チアゾリジン系薬剤
- ビグアナイド系薬剤
- α-グルコシダーゼ阻害剤
- 速効型インスリン分泌促進薬
- GLP-1受容体作動薬
- SGLT2阻害剤等
■ジゴキシン
併用によりジゴキシンの血漿中濃度がわずかに増加したとの報告があります。
■血糖降下作用を増強する薬剤
併用する場合には、血糖降下作用の増強によりさらに血糖が低下する可能性があります。
- β-遮断薬
- サリチル酸剤
- モノアミン酸化酵素阻害剤等等
- たん白同化ホルモン剤
- サリチル酸剤
- β遮断剤
- モノアミン酸化酵素阻害剤
■血糖降下作用を減弱する薬剤
併用する場合には、血糖降下作用の減弱により血糖が上昇する可能性があります。
- アドレナリン
- 副腎皮質ホルモン
- 甲状腺ホルモン等
- 卵胞ホルモン
- 利尿剤
- ピラジナミド
- イソニアジド
- ニコチン酸
- フェノチアジン系薬剤
- シメチジン
■ヨード造影剤
併用により乳酸アシドーシスを起こす可能性があります。
■腎毒性の強い抗生物質
併用により乳酸アシドーシスを起こす可能性があります。
- ゲンタマイシン等
■利尿作用を有する薬剤
脱水により乳酸アシドーシスを起こす可能性があります。
- 利尿剤
- SGLT2阻害剤等
参考サイト
効果・効能、使用方法、副作用、注意点(併用禁忌)のご説明は、商品説明書の他に次のサイトを参考にしております。
Wikipedia - シタグリプチン
Wikipedia - メトホルミン