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ジャヌビア

  • 医薬品
  • 先発薬
  • 内服薬

ジャヌビアはインスリンの働きを強め血糖値を減少させるはたらきを持つ2型糖尿病治療薬で、有効成分はシタグリプチンで低血糖が生じるリスクが少なく体への負担が少ない薬です。
発送時期によりパッケージが異なる場合がございます。
ジャヌビア 25mg
内容量 販売価格 1錠単価 ポイント 購入する
28錠 11,000円
9,900円
1錠あたり
353円
297pt獲得 売り切れ
ジャヌビア 50mg
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28錠 11,000円
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1錠あたり
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ジャヌビア 100mg
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1錠あたり
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ジャヌビアについて詳しく見る

商品詳細

ジャヌビアとは、2型糖尿病の患者さんに用いられる糖尿病治療薬になります。
国内では2009年から販売が始まった"DPP-4阻害薬"という種類の薬です。
血糖値を下げるホルモン"インスリン"の働きを強める作用があります。
さらに副作用も起こりにくく、他の糖尿病治療薬との併用もできる薬としても注目を集めているのがジャヌビアです。

ちなみにジャヌビアと同じ成分シタグリプチンを含んでいる「グラクティブ」という薬もあります。
ですがジャヌビアとグラクティブは製造している会社や名前などが違うだけで、効果などは全く同じです。

ジャヌビアの特徴
ジャヌビアには、次のような特徴があります。

■インスリンの働きを強める薬
■副作用が起こりにくい
■他の薬との併用も可能

人のからだには、血糖値を下げてくれるインスリンというホルモンが存在しています。
ジャヌビアは簡単に言うと、「インスリンの働きをサポートする」ことで糖尿病を改善する薬です。

ですが糖尿病治療薬を服用すると、血糖値が下がりすぎて"低血糖"状態に陥る可能性もゼロではありません。
その点、ジャヌビアは血糖値が高い時にだけ効果を発揮する薬です。
単体で服用するのであれば低血糖のリスクも少なく、からだへの負担を軽くすることにもなります。

またジャヌビアには、併用してはいけない薬がありません。
例えば糖尿病の患者さんには高血圧脂質異常症など他の生活習慣病を合併していることもありますが、そのような場合にもジャヌビアと他の生活習慣病治療薬を併用することができます。

ジャヌビアの効果・効能
糖尿病とは、血糖値が高い状態が続いてしまう生活習慣病です。
放っておくと合併症を引き起こすこともあるので、治療をおこなって血糖値を下げる必要があります。

血糖値を下げるために大きく関わっているのが、インスリンです。
そもそも血糖値とは「血液中のブドウ糖の濃度」のことですが、人が食事から摂取した"ブドウ糖"はインスリンによって全身に運ばれます。
そして運ばれたブドウ糖は、からだを動かすためのエネルギーとして利用されます。
つまりインスリンには、血糖値を下げる効果があるのです。

またインスリンの働きを強める"インクレチン"というホルモンもあります。
インクレチンは体内でのインスリン分泌を促し、インスリンの量を増やしてくれるのです。
ですがインクレチンは、"DPP-4"という酵素によって分解されてしまいます。

  • インスリン … 血糖値を下げる
  • インクレチン … インスリンの数を増やす
  • DPP-4 … インクレチンを分解する

よってインクレチンの分解を防ぐことができれば、インスリンの働きが強まって血糖値も下がることが分かります。
そこで出番になるのがジャヌビアです。
ジャヌビアにはDPP-4の働きを阻害する作用があります。
これによりインクレチンが分解されなくなり、結果的にインスリンの数も増えることで血糖値を下げることが可能になります。

服用方法・使用方法

ジャヌビアの服用方法は、次のようになります。

1日1回、50mgを服用

なお効果が不十分な場合は、経過を十分に観察しながら1日1回、100mgまで増量することができます。

ジャヌビアの注意点
■低血糖症状に注意
ジャヌビアの服用にあたっては、患者さんに対して低血糖症状およびその対処法について十分に説明しておく必要があります。
特にインスリン製剤、スルホニルウレア剤または速効型インスリン分泌促進薬と併用する場合、低血糖のリスクが増加します。
低血糖のリスクを軽減するため、ジャヌビアと併用する場合にはこれらの薬の減量を検討してください。
■糖尿病の患者さんのみ服用
ジャヌビアは、糖尿病だと診断された患者さんのみが服用を考慮される薬です。
また糖尿病以外にも耐糖能異常・尿糖陽性など、糖尿病に似た症状(腎性糖尿、甲状腺機能異常など)が現れる疾患があることにも注意してください。
■ジャヌビアの服用
ジャヌビアの服用はあらかじめ糖尿病治療の基本である食事療法、運動療法を十分におこなったうえで効果が不十分な場合に限り考慮してください。
■血糖値を検査すること
ジャヌビアの服用中は血糖値を定期的に検査するとともに、経過を十分に観察しながら常に服用を続ける必要があるのか注意を払ってください。
またジャヌビアを3ヶ月服用しても食後の血糖値に対する効果が不十分な場合、より適切と考えられる治療への変更を考慮してください。
■効果の増減に注意
ジャヌビアの服用を続けている中で、ジャヌビアを服用する必要がなくなる場合や、減量する必要がある場合があります。
また患者さんの不養生、感染症の合併などにより効果がなくなったり、不十分になる場合もあります。
食事の摂取量、血糖値、感染症の有無などを留意した上で、常に服用を続ける必要があるのか、服用量、薬の選択などに注意してください。
■腎機能障害のある患者さん
腎機能障害のある患者さんは、ジャヌビアの排泄が遅れて血中濃度が上昇する恐れがあります。
服用中は腎機能を定期的に検査することが望ましいです。
■急性膵炎に注意
ジャヌビアの服用により急性膵炎が現れることがあります。
激しい腹痛が続いたり、嘔吐などの初期症状が現れた場合にはすぐに医師の診察を受けるようにしてください。
■インスリン製剤との併用
インスリン依存状態の2型糖尿病患者さんに対する、ジャヌビアとインスリン製剤との併用による有効性や安全性は検討されていません。
したがって患者さんのインスリン依存状態について確認した上で、ジャヌビアとインスリン製剤の併用ができるのかを判断されます。
■車の運転などは注意
ジャヌビアの服用により低血糖症状が起こることがあります。
高所での作業、自動車の運転などに従事している患者さんが服用する時は注意してください。
■GLP-1受容体作動薬との併用
ジャヌビアとGLP-1受容体作動薬は、いずれもGLP-1受容体を介した血糖効果作用を持っています。
これらの薬を併用した際の臨床試験成績はなく、有効性や安全性は確認されていません。

副作用

ジャヌビアによる副作用症状は、次のとおりです。
神経系障害頻度0.1~2%未満浮動性めまい、感覚鈍麻
頻度不明頭痛
眼障害頻度0.1~2%未満糖尿病網膜症の悪化
耳および迷路障害頻度0.1~2%未満回転性めまい
心臓障害頻度0.1~2%未満上室性期外収縮、心室性期外収縮、動悸
呼吸、胸郭および縦隔障害頻度0.1~2%未満鼻咽頭炎
頻度不明上気道感染
胃腸障害頻度0.1~2%未満腹部不快感(胃の不快感を含む)、腹部膨満、腹痛、上腹部痛、悪心、便秘、下痢、鼓腸、胃ポリープ、胃炎、萎縮性胃炎、びらん性胃炎、歯周炎、胃食道逆流性疾患、口内炎
頻度不明嘔吐
肝胆道系障害頻度0.1~2%未満肝機能異常
皮膚および皮下組織障害頻度0.1~2%未満発疹、湿疹、冷や汗、多汗症
頻度不明皮膚血管炎、蕁麻疹(じんましん)、血管浮腫、そう痒症
筋骨格系および結合組織障害頻度不明関節痛、筋肉痛、四肢痛、背部痛、RS3PE症候群
全身障害頻度0.1~2%未満空腹、浮腫(むくみ)、けん怠感
臨床検査頻度0.1~2%未満心電図T波振幅減少、体重増加、赤血球数減少、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット減少、白血球数増加、ALT(GPT)増加、AST(GOT)増加、γ-GTP増加、血中ビリルビン増加、血中LDH増加、CK(CPK)増加、血中籠手ステロール増加、血中尿酸増加、血中尿素増加、血中クレアチニン増加、血中ブドウ糖減少、低比重リポ蛋白増加、血中トリグリセリド増加、尿中蛋白陽性


重い副作用症状
アナフィラキシー反応じんましん、かゆみ、顔の腫れ、息切れ、せき、ゼーゼー・ヒューヒューとした呼吸音、失神
皮膚粘膜眼症候群、剥脱性皮膚炎全身に紅斑・びらん・水ぶくれ、高熱、だるさ、食欲の低下、眼の充血
低血糖発汗、動悸、悪寒、手指が震える、集中力の低下、眠気、めまい、けいれん、昏睡
肝機能障害、黄疸皮膚や白目が黄色くなる、だるい、発熱、かゆみ、コーラ色の尿
急性腎不全尿の出が悪くなる、尿が出なくなる
急性膵炎激しい腹痛が続く、嘔吐、吐き気、発熱、食欲不振
間質性肺炎せき、息切れ、発熱
腸閉塞著しい便秘、お腹が張る感じ、腹痛が続く、嘔吐
横紋筋融解症手足に力がはいらない・しびれる、筋肉痛、赤褐色の尿
血小板減少出血しやすくなる、鼻血、歯茎から血が出る、血尿
類天疱瘡水ぶくれ、紅斑、びらん

注意点

ジャヌビアとの併用禁忌薬はありません。

ジャヌビアを服用できない方
■ジャヌビアの成分シタグリプチンに過敏症(アレルギー)の既往歴がある患者さん
■重症ケトーシス、糖尿病性昏睡またが前昏睡、1型糖尿病の患者さん
■重症感染症、手術前後、重い外傷のある患者さん

ジャヌビアとの併用に注意が必要な薬
■糖尿病治療薬
ジャヌビアと糖尿病治療薬との併用時には、低血糖に注意してください。
特にインスリン製剤、スルホニルウレア製剤または速効型インスリン分泌促進薬と併用する場合、低血糖のリスクが増加します。
低血糖のリスクを軽減するため、併用する時にはこれらの薬の減量を検討してください。
そして低血糖症状が現れた場合には、糖質を含む食品を摂取するなど適切な処置をおこなってください。
またαグルコシダーゼ阻害剤との併用により低血糖症状が現れた場合には、ブドウ糖を投与してください。
  • インスリン製剤
  • スルホニルウレア剤
  • チアゾリジン系薬剤
  • ビグアナイド系薬剤
  • αグルコシダーゼ阻害剤
  • 速効型インスリン分泌促進薬
  • GLP-1受容体作動薬
  • SGLT2阻害剤
など
■ジゴシン
ジャヌビアとの併用により、ジゴシンの血漿中濃度がわずかに増加したとの報告があります。
■血糖降下作用を強める薬
次の薬との併用により血糖降下作用が強まる恐れがあります。
  • β遮断薬
  • サリチル酸剤
  • モノアミン酸化酵素阻害剤
など
■血糖効果作用を弱める薬
次の薬とジャヌビアを併用する場合は、血糖降下作用が弱まり血糖値が上昇する可能性があります。
併用する場合には血糖値その他患者さんの状態を十分に観察しながら服用するようにしてください。
  • アドレナリン
  • 副腎皮質ホルモン
  • 甲状腺ホルモン
など

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