ズリッグ(フェブリク)
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- 内服薬
ズリッグは痛風、高尿酸血症の治療薬フェブリクのジェネリック医薬品です。有効成分フェブキソスタットは尿酸の生合成を抑え体内や尿中の尿酸を減らすはたらきがあります。
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- 有効成分
- フェブキソスタット
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- メーカー
- ザイダスカディラ
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- 適応症
ズリッグ(フェブリク) 40mg
内容量 | 販売価格 | 1錠単価 | ポイント | 購入する |
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商品詳細
ズリッグ(フェブリク)とは、痛風の治療に用いるフェブリクのジェネリック医薬品です。痛風を引き起こす尿酸が作られるのを防ぐ"尿酸生成抑制薬"となります。
1日の服用回数も少なく、痛風への治療効果にも優れた生活習慣病治療薬として評価されています。
ズリッグ(フェブリク)の特徴
ズリッグ(フェブリク)には、次のような特徴があります。
■尿酸の生成を抑える
■服用回数は1日1回のみ
■腎臓が弱っている方でも服用しやすい
ズリッグ(フェブリク)は、体内で尿酸が作られないようにすることで治療効果を発揮する薬です。
同じような作用を持つ痛風治療薬にはザイロリックがありますが、ズリッグ(フェブリク)とザイロリックには様々な違いがあります。
まずは飲み方についてですがザイロリックは1日2~3回の服用、これに対しズリッグ(フェブリク)は1日1回の服用だけで済みます。
尿酸値を下げる効果に関しても、ズリッグ(フェブリク)の方が高いです。
また腎臓に障害がある方がこれらの薬を服用する場合、副作用が現れやすくなるためザイロリックだと用量を調節しなくてはなりません。
一方でズリッグ(フェブリク)は、腎障害が軽~中等度であれば用量を調節せずに通常どおり服用することができます。
このように効果や飲み方の面では、ザイロリックよりもズリッグ(フェブリク)の方が優れた薬であると言えます。
ですが価格の面ではザイロリックの方が安く、コストパフォーマンスで比べた場合はザイロリックの方が勝るという見方もあります。
ズリッグ(フェブリク)の効果・効能
痛風は、からだに溜まった尿酸により激痛が引き起こされる生活習慣病です。
そのため痛風を治療するためには、体内の尿酸を減らさなくてはなりません。
そもそも尿酸は肉類や魚介類、ビールなどに含まれる"プリン体"から作られる老廃物のようなものです。
プリン体から尿酸が作られるまでには、次のような過程をたどります。
プリン体 → ヒポキサンチン → キサンチン → 尿酸
この中で「ヒポキサンチン→キサンチン」や「キサンチン→尿酸」と進むためには、とある酵素が必要になります。
その酵素が"XOR(キサンチンオキシダーゼ)"と呼ばれるものです。
XORはヒポキサンチンやキサンチンの代謝を手伝い、尿酸を作り出してしまいます。
そこでズリッグ(フェブリク)には、XORの働きを阻害する作用があります。
これにより尿酸が作られにくくなり、血液中の尿酸値も下がるため痛風や高尿酸血症の治療が可能になります。
服用方法・使用方法
ズリッグ(フェブリク)の服用方法は、次のようになります。1日10mgからはじめ、1日1回の服用
その後は、血中の尿酸値を確認しながら必要に応じて徐々に増量していきます。
維持量は1日1回40mgで、状態により適宜増減してください。
なお1日の最大用量は、1日1回60mgまでとなっています。
またズリッグ(フェブリク)の服用開始時には、血中の尿酸値が急激に低下することで痛風の発作を誘発することがあります。
次の日数を目安に増量をおこなうようにしてください。
■服用開始 … 10mg
■2週間以降 … 20mg
■6週間以降 … 40mg
ズリッグ(フェブリク)の注意点
■痛風の発作が起きた時は服用しない
痛風発作が現れた時にズリッグ(フェブリク)を服用すると、症状を増悪させる恐れがあります。
服用前に痛風発作が現れた場合は、症状が治まるまでズリッグ(フェブリク)を服用しないようにしてください。
またズリッグ(フェブリク)の服用中に痛風の発作が起きた場合には、薬の用量を変更するのではなく、次の薬と併用をおこなうようにしてください。など
■甲状腺機能の検査
ズリッグ(フェブリク)の服用中は、甲状腺機能の検査を受けるようにしてください。
異常が認められた場合には、医師の判断に従うようにしてください。
副作用
ズリッグ(フェブリク)の副作用は、次のようになります。血液 | 頻度1%未満 | 白血球数減少 |
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頻度不明 | 血小板数減少、貧血 |
内分泌 | 頻度1%未満 | TSH増加 |
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神経 | 頻度1%未満 | 手や足のしびれ感、浮動性めまい、傾眠 |
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頻度不明 | 頭痛、味覚異常 |
心臓 | 頻度1%未満 | 心電図異常 |
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頻度不明 | 動悸 |
胃腸 | 頻度1%未満 | 下痢、腹部不快感、悪心、腹痛 |
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肝・胆道 | 頻度1~5%未満 | 肝機能検査での異常 |
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皮膚 | 頻度1%未満 | 発疹、そう痒症、紅斑 |
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頻度不明 | 蕁麻疹(じんましん)、脱毛 |
筋骨格 | 頻度1~5%未満 | 関節痛 |
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頻度不明 | 四肢への痛み、四肢への不快感、CK(CPK)増加、筋肉痛 |
腎臓・尿路 | 頻度1%未満 | β-NアセチルDグルコサミニダーゼ増加、尿中β2ミクログロブリン増加、血中クレアチニン増加、血中尿素増加、頻尿 |
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頻度不明 | 尿量減少 |
その他 | 頻度1%未満 | 倦怠感、口の渇き、血中トリグリセリド増加、CRP増加、血中カリウム増加 |
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頻度不明 | むくみ(浮腫) |
重い副作用症状
肝機能障害 | だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿の色が茶褐色 |
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過敏症 | 発疹、発赤、蕁麻疹(じんましん)、かゆみ |
注意点
ズリッグ(フェブリク)の併用禁忌薬は、次のようになります。併用禁止
■副作用を強める可能性のある薬
併用により、骨髄抑制などの副作用を強める可能性があります。
- ロイケリン
- イムラン/アザニン
ズリッグ(フェブリク)を服用できない方
■ズリッグ(フェブリク)成分フェブキソスタットに過敏症(アレルギー)の既往歴がある患者さん
■ロイケリンやイムラン/アザニンを服用中の患者さん
ズリッグ(フェブリク)との併用に注意が必要な薬
■アラセナA
併用により幻覚、振戦(ふるえ)、神経障害などアラセナAの副作用を強める可能性があります。
■ヴァイデックス
併用によりヴァイデックスの血中濃度が上昇する可能性があります。
ズリッグ(フェブリク)と併用する場合はヴァイデックスの用量に注意してください。