ジコルチン(コルヒチン)
- 医薬品
- ジェネリック
- 内服薬
ジコルチンはコルヒチンジェネリック。痛風の発作を抑える薬で、発作が現れたときにできるだけ早く服用することで痛風に伴う激痛を緩和してくれます。また、重い副作用が起こることもあるため長期服用は向きません。
-
- 有効成分
- コルヒチン
-
- メーカー
- ザイダス
-
- 適応症
ジコルチン(コルヒチン) 0.5mg
| 内容量 | 販売価格 | 1錠単価 | ポイント | 購入する |
|---|---|---|---|---|
| 30錠 | 1,800円 |
1錠あたり 60円 |
54pt獲得 | 売り切れ |
| 60錠 | 3,240円 |
1錠あたり 54円 |
97pt獲得 | 売り切れ |
| 90錠 | 4,320円 |
1錠あたり 48円 |
129pt獲得 | 売り切れ |
よく一緒に購入される商品はこちら
ジコルチン(コルヒチン)について詳しく見る
商品詳細
ジコルチン(コルヒチン)とは、痛風の発作を抑える痛風治療薬です。国内でもよく知られているコルヒチンのジェネリック医薬品となり、安価で購入できるため人気があるお薬です。
痛風発作が現れる時にできるだけ早めに服用することで、痛風にともなう激痛を防いでくれます。
ただし、痛みを抑えるだけなので、痛風を治すためには他の治療法と併用することが大切です。
ジコルチン(コルヒチン)の特徴ジコルチン(コルヒチン)の特徴は、2つあります。
■服用のタイミングが早いほど効果が高まる
■重い副作用が起こることもあり、長期間の服用には向かない
ジコルチン(コルヒチン)は痛風の痛みを抑えるだけではなく、予防効果もあります。
なので、痛風発作を予感した時など、素早く服用することで痛風の発作を事前に防ぐことができます。
しかし、ジコルチン(コルヒチン)は「劇薬」と言われる類のお薬なので、長期にわたって服用すると腎臓や肝臓の機能障害など重い副作用を起こすことがあるため注意が必要です。
ジコルチン(コルヒチン)の効果・効能痛風は、血液中の尿酸値が高まることで起こる病気です。
尿酸値は、ビールなどに含まれる「プリン体」の摂り過ぎなどによって高まり、高い状態が続くと尿酸が結晶化し、関節に蓄積してしまいます。
関節に溜まった尿酸結晶は何かしらの刺激によって剥がれ落ち、この時に尿酸結晶のところへと、白血球の一種である「好中球」がたくさん集まります。
好中球は、尿酸結晶を「異物」と判断して攻撃を加えるのですが、同時に好中球は炎症物質を放出してしまうため、痛風発作が起こってしまいます。
そこでジコルチン(コルヒチン)は、好中球が集まるのを抑える作用があります。
痛みの原因となる好中球が集まらないようにすることで、痛風の症状を和らげます。
ただし、ジコルチン(コルヒチン)には抗炎症作用などはありません。
炎症などを抑えたい場合には、セレコックス（※リンク先はジェネリック）やロキソニンなどのNSAIDs(解熱鎮痛剤)を服用する必要があります。
服用方法・使用方法
ジコルチン(コルヒチン)の服用方法は、次のようになっています。1日3～4mgを6～8回に分けて服用
※痛風発作時は1回0.5mgを3～4時間を目安に服用し、1日量は1.8mgに留めるのが望ましいとされています。
また、予防や痛風発作予感時には、次の通りになります。
■予防
1日0.5～1mgを1回服用
■痛風発作予感時
1回0.5mgを服用
※発作の3～4時間前に予感がしたら、すぐに服用することが望ましいとされています。
尚、年齢や症状などによってジコルチン(コルヒチン)の用量は適宜増減します。
ジコルチン(コルヒチン)の注意点■用法用量の厳守
ジコルチン(コルヒチン)を大量に服用、あるいは誤用した場合、急性中毒症状が起こることがあります。
次のような症状が現れるので、注意して下さい。
- 吐き気・嘔吐、悪心
- 腹部の痛み
- 激しい下痢
- ノドや胃、皮膚などに灼熱感
- 血管障害
- ショック
- 血尿
- 乏尿
- あからさまな筋脱力
- 上行性麻痺
- 譫妄(せんもう)
- 痙攣(けいれん)
- 呼吸抑制による死亡
ジコルチン(コルヒチン)は重い副作用を起こすことがあります。
服用中は、定期的に血液や尿などの検査を受けるようにしてください。
副作用
ジコルチン(コルヒチン)の副作用は、次のようになっています。| 過敏症 | 頻度不明 | 全身のそう痒、発疹、発熱 |
|---|
| 消化器 | 頻度不明 | 下痢、悪心・嘔吐、腹痛、腹部疝痛 |
|---|
| 腎臓 | 頻度不明 | BUN上昇、クレアチニン上昇、尿蛋白陽性、血尿、乏尿 |
|---|
| その他 | 頻度不明 | 脱力感、脱毛 |
|---|
※消化器への症状が現れた場合、減量または休薬するなどして下さい。
※赤文字の症状が現れた場合、ジコルチン(コルヒチン)の服用を中止するようにして下さい。
重い副作用症状
| 再生不良性貧血、顆粒球減少、白血球減少、血小板減少 | 発熱、喉の痛み、口内炎、だるい、皮下出血（血豆・青あざ）や鼻血・歯肉出血など出血傾向 |
|---|---|
| 横紋筋融解症、ミオパチー | 手足のしびれ・けいれん、力が入らない、筋肉痛、歩行困難、赤褐色の尿 |
| 末梢神経障害 | 手足のしびれ、感覚が鈍い、灼熱感、ピリピリ痛む |
注意点
ジコルチン(コルヒチン)との併用禁忌となる薬はありません。ジコルチン(コルヒチン)を服用できない方■ジコルチン(コルヒチン)の成分に対して過敏症(アレルギー)の既往歴がある方
■肝臓または腎臓に障害がある方
■妊娠または妊娠の可能性がある方
ジコルチン(コルヒチン)との併用に注意が必要な薬■肝臓の代謝酵素(CYP3A4)を阻害する薬
以下の薬との併用によって、ジコルチン(コルヒチン)の作用を強める恐れがあります。
併用する際は、減量または低用量 から服用して下さい。
また、肝臓の代謝酵素を強く阻害する薬との併用は控えるようにして下さい。
■強く阻害する薬
- レイアタッツ
- クラリス（※リンク先はジェネリック）、クラリシッド
- クリキシバン
- イトリゾール（※リンク先はジェネリック）
- ビラセプト
- ノービア
- インビラーゼ
- プリジスタ
- ケテック
- テラビック
- コビシスタットを含有する製剤
- レクシヴァ
- イメンド
- ヘルベッサー
- エリスロマイシン
- ジフルカン（※リンク先はジェネリック）
- グレープフルーツジュース
併用によって、ジコルチン(コルヒチン)の作用を強める恐れがあります。
併用する際は、減量または低用量から服用して下さい。
尚、肝臓あるいは腎臓に障害がある方は服用しないようにして下さい。
- サンディミュン、ネオーラル
